2006年02月28日

創造論者が使ってはいけないRon Wyattのノアの箱舟 by AIG

1970年代末から有名な擬似考古学者Ron Wyatt[1999年8月死去]がノアの箱舟だと主張していたもの。それは自然物であると、"若い地球の創造論"の最もアクティブなサイトAnswers in Genesis(AiG)と、創造科学の本拠地Institute for Creation Scienceが1990年代初めに、ばっさり切り捨てている。

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2006年02月27日

Discovery Instituteが生物の教科書を微修正させた

フロリダの地方紙Sun Sentinelによれば、インテリジェントデザインの本山たるDiscovery Instituteの要請で、高校生物の教科書が微修正された。

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2006年02月26日

擬似考古学者Wyattを斬る"若い地球の創造論"サイトAiG

AiG[Answers in Genesis]は1999年にAiG発行雑誌Creation Magazineに掲載された記事「Has the Ark of the Covenant been found?
And Noah’s Ark? Pharaoh’s drowned army? What about the Garden of Eden?
(契約の櫃は見つかったか?そして、ノアの箱舟?海に沈んだファラオの軍?エデンの園はどうか?)」で、擬似考古学者Ron WyattとJonathan Grayをぶったぎっている。

この記事はAiGの「
創造論者が使ってはいけない論
」のひとつのネタにもなっている[関連エントリ]。

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2006年02月25日

Buttars州上院議員のユタ州の反進化論法案は下院で審議待ち

ユタ州ソルトレイクシティのローカル新聞Deseret Morning Newsの2006年2月23日付けの記事「Evolution bill may lose its 'origins of life' wording」が、Chris Buttars州上院議員のインテリジェントデザインを理科で教えることを可能とする州法案[関連エントリ]のその後を報じている。

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2006年02月24日

追加創造を否定する者たち

神様を全能と考える割には、創造は最初の6日間限定だと主張する"若い地球の創造論"。これに対して、インテリジェントデザインは事実上、追加創造を教義としている。

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2006年02月23日

インテリジェントデザインも言い換えに走るのか?

かつて違憲判決を受けて言い換えに走った創造科学。同じく宗教だと認定されてしまったインテリジェントデザインも同じ道を歩むのだろうか。

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2006年02月22日

Dembskiの"自爆"の記録が見つかる

進化論サイドで創造論と戦うTalkReason.Orgと、"若い地球の創造論"のAnswers in Genesisが仲良く、ぶったぎっている聖書の暗号。この1997年に流行した疑似科学を、1998年に持ち上げたのがインテリジェントデザインのDembskiだというお話。

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2006年02月21日

創造科学にとって神様は勝手な初期条件を用意するためのもの

創造科学(Scientific Creationism あるいは Creation Science)とは:

  • 以下の"事実"を科学的に説明する

    • 宇宙の年齢は6000年であるにもかかわらず、150億年に見える
    • 地球の年齢は6000年であるにもかかわらず、45億年に見える
    • 生物は進化しないにもかかわらず、進化したように見える
    • ノアの洪水は起きたにもかかわらず、洪水前の水のありかと、洪水後の水の行き先が不明

  • その際の掟は

    • 創造6日間は物理法則を無視してよい。どんな初期状態を作ってもよい
    • その後は、物理法則は完全に有効である
       
    • 神様は直接介入しない



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2006年02月20日

IDの主導者Phillip Johnsonは言った。IDは理科の授業にはまだ準備不足

インテリジェントデザインの主導者であるUCB法学名誉教授Dr. Phillip Johnsonは、2006年2月17日の講演で、「インテリジェントデザインは理科の授業で教えるには十分には完成していない」と語った。

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2006年02月19日

バチカンの理系聖職者は語る「インテリジェントデザインは神を小さくする」と


  • 昨年(2005年)7月のオーストリアのカトリック枢機卿Christoph Schönbornのインテリジェントデザインよりの発言
  • 欧州へも浸透し始めているインテリジェントデザイン
への対応と思われる講演を、バチカンの理系聖職者代表のGeorge V. Coyne神父が米国フロリダで行っている。

George V. Coyne神父によれば
God is working with the universe. The universe has a certain vitality of its own like a child does. It has the ability to respond to words of endearment and encouragement. You discipline a child but you try to preserve and enrich the individual character of the child and its own passion for life. A parent must allow the child to grow into adulthood, to come to make its own choices, to go on its own way in life.

神は宇宙とともに働く。宇宙は子供と同じく自らの活力を持つ。それは、親愛と励ましの言葉に応ずる力を持っている。あなたは子供を躾けるが、子供の個性と人生への情熱を豊かにしようとする。親は子供が成長して大人になり、自ら決断し、自らの道を歩むのを見守らなければならない。
インテリジェントデザインが神による宇宙への直接介入を前提とすることに対する、宗教としての反論である。

あとは元記事本体...
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2006年02月18日

インテリジェントデザインの理論家Dembskiの鞭毛への未練か

インテリジェントデザインの数学および哲学担当Dr. William A. Dembskiは自らのブログUncommon Descentの2006年2月15日付けの記事「Amazing how natural selection mastered the physics of the flagellum(鞭毛の物理を自然淘汰が理解するとは驚きだ)」で、タイトルのあと、ぺちょっと引用を張った。

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2006年02月17日

インテリジェントデザインの理論家たちは、自らを科学史上の偉人に比する

今日はただの冗談。

強気と言うべきか、それともトンデモの習性か?インテリジェントデザインの理論家たちは、自らを科学史上の偉人に比するのが好きなようだ。

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2006年02月16日

オハイオ州教育委員会はインテリジェントデザインを撤回

New York Timesが掲載した、The Associated Pressの2005年2月15日付けの配信記事「Ohio Evolution Lesson Plan Eliminated 」によれば、オハイオ州教育委員会は、2002年にインテリジェントデザイン教育を可能としていた理科教育基準およびそれに関連した授業計画の撤廃を11:4で決定した。

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2006年02月15日

インテリジェントデザインと非共通祖先の分離を言ってみるDave Scot

Dembski主宰のブログUncommon Descentの共同執筆者Dave Scotが2006年2月11日付の記事「Jack Krebs Asking About Common Descent」で、さらに「共通祖先」について主張を続けている。

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2006年02月14日

創造論者が使ってはいけない論 by AiG

"若い地球の創造論"の最もアクティブなサイトであるKen Ham主宰のAnswers in Genesis(AiG)のページに「Arguments we think creationists should NOT use」というのがある。
Persisting in using discredited arguments simply reboundsit’s the truth that sets us free (John 8:32), not error, and Christ is ‘the truth’ (John 14:6)! Since there is so much good evidence for creation, there is no need to use any of the ‘doubtful’ arguments.

信用されない論を使い続けることは、跳ね返ってくる。「真理はあなたたちを自由にする。」(ヨハネ伝8章32節)「イエスは言われた。『わたしは道であり、真理であり、命である。」(ヨハネ伝14章6節) 創造について良い証拠が多くあるので、"疑わしい"論を使う必要はない。
[聖書の訳は日本聖書協会の訳を使用]

ということで、論破確定品がリストアップされている。なんとDVD(Arguments Creationists Should NOT Use)まで発売されていたりする。

けっこう面白いネタがそろっている。今日は簡単なのを幾つかピックアップしてみよう。

(2006/3/30追記:疑わしい論つかいまくりサイトについて==> 謎は深まるばかりだ [2006年3月14日])



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2006年02月13日

「FAQ:進化論についての誤解」というより「反進化論」対策

バークレーの進化論のページに「進化論についての誤解(Misconception of Evolution)」というページ群がある。

リストアップされた誤解たちは、進化論に対する反進化論サイドが撒き散らすデマとして使われているものと思われる。たとえば:

  • 進化論は生物の起源についての理論です
  • 進化とは、生命が"偶然に"変化したことを意味します
  • 進化論は"理論"にすぎません
  • 進化論は危機に立つ理論であり、科学者の信頼を失って、崩壊しつつあります
  • 化石の記録のギャップは、進化の反証となっています
  • 進化論には欠陥がありますが、科学者はそれを認めません
  • 観察も検証もできないので、進化論は科学ではありません
  • 先生は"両論"を教え、生徒自身で選べるようにすべきです
  • 進化論はそれ自身が宗教なので、進化論を教えることを先生に要求することは憲法修正第1条を犯します

反進化論に対抗するのではなく、普通に流布された誤解に対応しているのは

  • 進化とは、進歩の階梯を上っていくようなものです。生物は常により良きものになっていきます
  • 自然淘汰は、生物が適応しようとしていることを意味します
  • 自然淘汰は生物が必要なものを、その生物に与えます
くらいだ。
それだけ、米国では"進化しない論"を教義とする宗教が跳梁跋扈しているということだろう。

ただ、必ずしも"若い地球の創造論"を掲げる人々が、このような"誤解"をすべて撒き散らしているわけではない。創造論者によって色々である。
また、インテリジェントデザインと"若い地球の創造論"は見かけも論理も大きく違っているが、"反進化論"としてはほぼ同じ立場にある。これらに類することを言っているインテリジェントデザイン支持者たちもいる。


進化論についての誤解の訳...
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2006年02月12日

Luskinは語る「インテリジェントデザインは神の議論ではない」と (2)

現在はインテリジェントデザインの本山たるDiscovery InstituteのスタッフをつとめるCasey Luskinが「インテリジェントデザインは神についての議論ではない」という記事(
Is Intelligent Design Theory Really an Argument for "God"?
)について昨日のつづき。

BeheとDembskiからの引用。そして、Luskinは語る。

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2006年02月11日

Luskinは語る「インテリジェントデザインは神の議論ではない」と (1)

大学にインテリジェントデザインを広めるためのサイトIDEA CENTERに、現在はインテリジェントデザインの本山たるDiscovery InstituteのスタッフをつとめるCasey Luskinが「インテリジェントデザインは神についての議論ではない」という記事を載せている (
Is Intelligent Design Theory Really an Argument for "God"?
)。

Casey Luskinの主張というよりは、インテリジェントデザインの主要メンバーの執筆物からの引用が主な記事である。"有神論"の復活を語るStephen Meyer[200/02/07のエントリ]や、信仰の目でしかデザインを認識できないといって有神論的進化論を批判するWilliam Dembski [2006/01/18のエントリ]と、神を議論する人々が多いなかで、Casey Luskinは何を提示したか?

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2006年02月10日

Wisconsinで反インテリジェントデザイン州法案提出

Wisconsin州で、民主党州下院議員2名が、疑似科学を理科の授業で教えるのを禁じる法案を提出。もちろんターゲットはインテリジェントデザイン。
ただし、州上下両院は共和党が多数派であるため、成立は困難と見られている。


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2006年02月09日

共通祖先で一歩も引かないDembskiブログのDave Scot

昨日(2006年2月8日)のエントリ「共通祖先を肯定しようとしたが、やっぱり否定にもどった?Discovery Institute」の続き。Dave Scotは記事を削除されても、一歩も引かないようだ。


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