2014/08/25

最近の東京電力の火力発電設備(2014/08)

たまには、東京電力の火力発電設備を見ておく(共同火力を除く)。
TepcoPower2014.PNG
発電容量の30%近くが40歳以上の老朽品(一部は休眠状態)。

直近の増設・脱落を見てみると、コンバインドサイクル化工事中だった発電機の運転開始で、今春から火力発電機226万kWが増えている。障害・点検で210.7万kWが障害・点検で脱落(そろそろ保守点検も必要なので、そのまま保守点検に移行したもよう運転再開は発表がないため不明)。

リリース年月日発電所備考
2014/04/22鹿島火力発電所2号機60万kW-障害停止 (1970年運転開始)
2014/04/22東扇島火力発電所2号機100万kW-障害停止 (1993年運転開始)
2014/04/24千葉火力発電所3号系列第1軸33.4万kW50万kWコンバインドサイクル化
2014/05/01鹿島火力発電所7号系列第1軸26.8万kW42万kWコンバインドサイクル化
2014/06/02鹿島火力発電所7号系列第3軸26.8万kW42万kWコンバインドサイクル化
2014/06/16千葉火力発電所3号系列第2軸33.4万kW50万kWコンバインドサイクル化
2014/06/18鹿島火力発電所7号系列第2軸26.8万kW42万kWコンバインドサイクル化
2014/06/30富津火力発電所4号系列第2軸50.7万kW-点検開始 (2009新設)
2010年コンバインドサイクル化
2014/06/09葛野川発電所4号機(揚水)-40万kW新設

また、増設されたものは鹿島7号系列(ACC発電1300℃)と千葉3号系列(MACC発電1500℃)といった最新鋭品。

ついでに、2011年3月11日の地震による発電機の脱落を補うために新設された緊急電源は、最新鋭品である鹿島7号系列と千葉3号系列をのぞくと103万kWある。これらのうち、出力92%分は既に廃止されている。

発電所号機出力廃止時期
袖ケ浦火力発電所-11万kW2013/03
大井火力発電所1号GT12.8万kW2014/04
2号GT8.1万kW(運転中)
川崎火力発電所1号GT12.8万kW2014/04
横須賀火力発電所-7.6万kW2013/03
-25.4万kW2013/05
常陸那珂火力発電所-25万kW2012/03
姉崎火力発電所ディーゼル0.56万kW(運転中)

合計しても最近の発電機1基分を307台で実現していた緊急電源。大きいものでも、川崎や大井の12.8万kWのガスタービン。鹿島7号系列と千葉3号系列のコンバインドサイクル化でひとまず出力が足りたようである。
posted by Kumicit at 2014/08/25 06:56 | Comment(4) | TrackBack(0) | Earthquake | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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