2008/09/01

虹とツバルと

温暖化否定論は反進化論と同じく創世記を根拠としていることが多い。

これに絡んで、敬虔なキリスト教国でもあるTuvaluの例として挙げられることがある:

... But still, in spite of the evidence, many people in Tuvalu dont believe they will be forced to leave, and point to their bibles for proof. In the deeply Christian country, great faith is placed in the words of Genesis, which says that rainbows are proof God is keeping his covenant made with Noah to never again flood the earth. ...

しかし、なお、証拠があるにもかかわらず、ツバルの多くの人々は、この島を去らねばならないとは信じず、その証明として聖書を指し示す。敬虔なキリスト教国であり、再び地球を洪水にすることがないと神がノアと契約したことを虹が証明すると記された創世記の言葉を深く信じている。
[King Tide trailer - The Sinking of Tuvalu ]
[Gary Braasch: "Postcards from the Edge" (2005/02/16)]

When I got to the capital, Funafuti, many of the friendly people who asked why I'd come looked at me blankly when I mentioned the tides. Most people in this tiny country -- whose nine coral atolls are home to 11,000 people -- are deeply religious. They expect to be protected; after all, God told Noah there would be no more floods, and created the rainbow as a sign of this covenant.

私が首都Funafutiに着くと、私がここに来た理由を聞いた友好的な人々の多くが、私が潮汐の話をすると、ぽかんと私を見つめる。9つのサンゴ礁の島を居住地とする11000人の、この小さな国の人々の大半は、敬虔である。彼らは神に護られていると信じている。神はノアに再び洪水を起こさないと言い、その契約の徴として、虹を創ったのだ。
既に足元に水が迫っているTuvaluでも、こんなかんじみたい(ちょっと誇張されているような気もするが、裏がとれない)。

どんなデータよりも、こっちの方が説得力があるということか...

Joseph Anton Koch (1768-1839): "Landschaft mit dem Dankopfer Noahs"(1803) at Frankfurt am Main
Landschaft_mit_dem_Dankopfer_Noahs-by-Joseph_Anton_Koch.jpg


創世記 9章 8-17節 [日本聖書協会新共同訳]

神はノアと彼の息子たちに言われた。「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」

更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」

神はノアに言われた。「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」

posted by Kumicit at 2008/09/01 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creationism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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