- ペンシルバニアの判決にめげず、テキサス州知事がID理論を教えるべきだと発言 (2006/01/11)
テキサス州の共和党Rick Perry知事は木曜に「テキサスの公立学校で進化論とともにインテリジェントデザインも教えられるべきだ(Texas public school students should be taught intelligent design along with evolutionary theory)」と発言した。 - インテリジェントデザインの標的は、現代科学の基礎たる自然主義 (2007/11/22)
テキサス州教育委員長Don McLeroyは、「ランダムな突然変異と神の導き」は矛盾する」および「自然選択と神に選ばれし者は矛盾する」を主張し、「キリスト教と並び立たない進化論、そして神は存在しないという自然主義を標的とするのが、インテリジェントデザインなのだ」と言う。 - テキサス州教育委員会および教育庁に、理科の授業へのインテリジェントデザイン持ち込みへの動きが... (2007/12/01)
2007年11月29日付で、テキサス州教育庁の理科教育の責任者が辞任を強要された。 数か月先に理科カリキュラムの見直しが予定されていることと、テキサス州教育委員長は、創造論者で、インテリジェントデザインを理科で教えるようという意見を持つDon McLeroyであることの2点が理由。 - トンデモサイトの反進化論州法案サンプルを持ち上げてしまったテキサス州下院議員 (2008/02/02)
Georgia州議会下院議員Ben Bridges(共和党)から、受け取った反進化論州法を作ろうというメモをTexas州議会下院議員Warren Chisum(共和党)が、Texas州議会下院の149名に送った。このメモは、反進化論州法案サンプルを掲載したWebサイトを参照していた。そのサイトがGeocentrism(地球は宇宙の中心な天動説)サイトで、「ビッグバンも進化論も地動説もユダヤの教義に基づく宗教だ」と主張するものだった。 - "テキサス州教育庁の創造論に対する中立方針"が連邦法廷に訴えられた (2008/07/05)
辞任を強要された理科教育の責任者Christina Comerがテキサス州教育庁を訴えた。 - 懸念されていたテキサス州公立学校へのID理論の侵入は阻止されたもよう (2008/08/27)
教育委員会は来年に理科のカリキュラムを改訂する。インテリジェントデザイン支持者がインテリジェントデザインを含めるのではないかと見られていた。Dallas Morning Newsのインタビューに対して、15名の教育委員のうち10名がインテリジェントデザインの教育を義務付けることを支持しないと回答した。1名は受け入れる用意があると回答した。また4名は電話による質問に対して回答しなかった。 - テキサス州理科教育標準をめぐる戦いは創造論者敗北方向 (2008/09/09)
公表された理科カリキュラムの見直し案では、かつてあった創造論よりの記述が削除されている。創造論支持者たちが、理科教育へ創造論を侵入させるために使う法的表現たち、 "weeknesses of evolution"とか"academic freedom on evolution"とかを排除する方向に進んでいるようで、やっと戦闘終了に近づいた感じ。 - 創造論者が委員長なテキサス州教育委員会の逆襲 on 州理科教育標準 (2008/10/16)
テキサス州教育委員会は理科教育標準のレビュー委員に6名を指名した。3名がテキサス州内の大学の生物学あるいは理科教育の教授たちで、3名が州外のインテリジェントデザイン支持者という構成。
これに対して、AAAS(the American Association for the Advancement of Science)のCEOであるAlan I. Leshnerが署名記事の形で批判した:
It appears, however, that some members of the State Board of Education are working on a different agenda. Last week, they appointed three anti-evolution activists, including a leader of the "intelligent design" religious campaign, to a six-member panel that will review proposed new science curriculum standards.
しかしながら、州教育委員会の一部の委員は異なる課題に向かって仕事をしている。先週、彼らは、インテリジェントデザイン宗教キャンペーンの指導者[Discovery Insituteのインテリジェントデザイン部門長であるDr.Stephen Meyer]を含む反進化論活動家3名を、6名で構成される新理科カリキュラムのレビュー委員に指名した。
The new standards will shape how science education is taught in Texas for the next decade, and it would be a terrible mistake to water down the teaching of evolution in any way.
新理科教育標準は今後10年にわたってテキサス州で理科教育をどう行うかを定めるものであり、いかなる形でも進化論教育を弱めることは、恐るべき誤りであろう。
[ALAN I. LESHNER: Board's actions could put students at a disadvantage -- Anti-evolution push may hurt efforts to teach science (2008/10/22) on Houston Chronicle
via National Center for Science Education]
これまでも、21st Century Science CoalitionやTexas Freedom NetworkやTexas Citizens for Scienceなどが批判をしている。
今回のAlan I. Leshnerの署名記事は、新たなことを言うのではなく、これまでの批判に対する関心が薄れないように、定期的に批判を挙げることも目的の一つだろう。
天然自然の存在の創造主である神が存在する、というと、すぐにID説を支持し、反自然科学の立場だ! 迷信的な宗教を支持するのだ、と早とちりする人たちが、神など存在しないのは高校の物理の教科書楷書を学べば自明だとか宗教など迷信だという人たちが、科学基礎論的な知識も無いくせに、日本ではわんさかといます。
科学的な天然自然の存在の創造主である神の存在証明をして、しかも進化論を認め、生物学者が否定する一人ひとりのヒトの存在理由と存在目的も証明することが出来る考え方があります。
ヒトの存在理由も存在目的も、テレビにはテレビの原理があり、扇風機には扇風機の原理があるように、人としての生き方の原理があることも説明出来ない現在の正統派の科学は、一般法則論者から言わせると、妄想の類に属します。
一般法則論
あと"真に正しい"、を標榜する"新しい科学論"は語句を濫用していないか、仮定と観測と推論がごっちゃになっていないか、論理的に記述できているか、循環論法ではないか、の、いずれか(もしくは複数)にひっかかっている気がします。せめて論にしてから中身を説いて欲しいです。
工学(科学技術)だと大事なのはとにかく"使えるか"なので、わかりやすくて良いのですけれど:-p
http://transact.seesaa.net/article/108629408.html
なお、お名前を未記入でコメントすると強制的に「名も無き忘却からの帰還者」になります。
ABOFAN氏にコメントしている「名も無き忘却からの帰還者」とこのエントリの「名も無き忘却からの帰還者」は別IPです。
僕は、アダムとイブは科学者によるクローン技術で創造されたと思っています。
それが、高度な知性の関与によって設計されたインテリジェントデザイン(ID)というわけです。
微生物が突然変異を繰り返して、人間になったという理論よりよっぽど論理的で現実的です。
地球人類が火星でクローン技術で人間を造り、火星人類が他の惑星でクローン技術で人間を造り・・・と永遠に続いていくでしょう。
1999年7月、後にマクロスと名づけられる監察軍の宇宙戦艦が地球へ落下した。さらに、2008年には、落下した宇宙戦艦と同様のエイリアン反応を示す物体がマヤン島付近の海底に沈んでいることが判明した。この前提のもとで、ハスフォード博士はプロトカルチャー干渉仮説を提唱できた。プロトカルチャーの被造物であることがわかっているゼントラディアンと、おそらくプロトカルチャーの遺伝情報を持つエキセドル・フォルモらによるパターンマッチングによって、これを確認することができた。
しかし、現在の我々に手には、異星人が存在することを示す証拠であるマクロスも鳥の人もない。比較対象となるゼントラディアンやプロトカルチャーの遺伝情報もない。なので、今のところ、プロトカルチャー干渉仮説は、我々の世界では、仮説ですらなく、思い付き。