2008/12/05

創造論者が使ってはいけない論(第1回) -- ダーウィンは死の床で撤回した -- [まとも]

Answers in Genesisの創造論者が絶対に使ってはいけない論

「ダーウィンは死の床で撤回した」

多くの人々がこの物語を使う。しかし、これはほぼ確実に真実ではない。ダーウィンの妻で、進化論的な考えが嫌いだったEmmaを含む、彼の近親者の誰からも確証は得られていない。さらに、もしこれが真実だったとして、それがどうした。Ken Hamが聖書を捨てたら、聖書は否定されるのか?


Mark Isaakの創造論者の主張


CG001:「ダーウィンは死の床で進化論を撤回した」

Source:
Enoch, H., 1916. Darwin's final recantation. Bombay Guardian, 25 March 1916 quoted at here

Response:

  1. ダーウィンが撤回したという話は真実ではない。ダーウィンの死の直後にホープ夫人が「ダーウィンを死の床に訪れて、ダーウィンが進化論を悔いて、キリストを受け入れた」と、集まった人々に告げた。しかし、ダーウィンの娘ヘンリエッタは、ダーウィンの最期の日々に付き添っていたが、ダーウィンが病いの床にいたときホープ夫人が見舞いに来たことはなく、ダーウィンはおそらく病床でホープ夫人を見たことはなく、ダーウィンは自身の科学的見解を何一つ撤回しなかったと述べている[Clark 1984, 199; Yates 1994]。
  2. この話が真実だとしても、何の関係も無い。進化論は多くの異なるソースからの証拠に基づくものであって、誰かの権威によって成り立つものではない。

Links:

  1. Greig, Russell, 1996. Did Darwin recant? Creation 18(1): 36-37.
  2. Yates, Simon, 1994. The Lady Hope story: A widespread falsehood.

References:

  1. Clark, Ronald W., 1984. The Survival of Charles Darwin: A biography of a man and an idea. New York: Random House.
  2. Yates, Simon, 1994. (see above)

      Further Reading:

      1. Clark, Ronald W., 1984. The Survival of Charles Darwin: A biography of a man and an idea. New York: Random House.


コメント


特に言うべきことはない。Answers in Genesisは、Mark Isaak編集の創造論者の主張のResponseとまったく同じ指摘をしており、その主張は、まっとうなものである。

創造論者も破棄したこの主張を使っている例:
==>春日井恵みキリスト教会


posted by Kumicit at 2008/12/05 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creationism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック