2008/12/06

創造論者が使ってはいけない論(第2回) -- 月の塵の厚さは若い月を証明する -- [まとも]

Answers in Genesisの創造論者が絶対に使ってはいけない論

「月の塵の厚さは若い月を証明する」

「月の塵の厚さは若い月を証明する」 長きにわたって、創造論者は、本当に数十億年にわたって塵が降り積もったとすると、月の塵の層は薄すぎると主張していた。創造論者たちのこの主張は、進化論者による月の塵の流入の昔の推定と、月着陸船がこの塵に沈みこまないかという心配に依拠していた。しかし、これらの昔の推定は間違っており、アポロが着陸する頃までには、NASAは月着陸船の沈みこみを心配しなくなっていた。従って、塵の層の厚みは若い月の証拠(あるいは古い月の証拠)にはならない。


Mark Isaakの創造論者の主張


CE101:Based on measured rates of planetary dust accumulation, there is too little moon dust for an old moon. Before the moon landings, there was considerable fear that astronauts would sink in the dust.

惑星の塵の堆積率の測定に基づけば、月が古いとしたら月には塵があまりに少なすぎる。月着陸前に、宇宙飛行士が塵に沈み込むことが懸念されていた。

Source:
Morris, Henry M., 1974. Scientific Creationism, Green Forest, AR: Master Books, p. 152.

Response:

  1. 塵の堆積量の大きな数字(地球上で年1400万トン)は、かなり時代遅れの1回の予備的測定の上限値に基づいている。他の大きな数字も、さらに時代遅れの文献に基づいているが、時として、最新の成果だと言って提示される。実際の堆積量は地球上で年2.2万〜4.4万トンであり、月では年840トンである。

    宇宙飛行士が月の塵に沈み込むことを科学者たちが心配したというのは作り話である。少なくとも1965年には、月面の光学観測によって、月の塵が多くないことに、科学者たちはは自身を持っており、これはSurveyor Iによって1966年5月に確認された。

Links:

  1. Thompson, Tim, 1996. Meteorite dust and the age of the earth.
  2. Matson, Dave E., 1994. How good are those young-earth arguments? >

Further Reading:

  1. Thompson, Tim, n.d. Is the Earth young?


コメント


特に言うべきことはない。Answers in Genesisは、おおよそMark Isaak編集の創造論者の主張のResponseと同じ指摘をしており、その主張は、まっとうである。

創造論者も破棄したこの主張を使っている例:
==>創造科学[久保有政氏の書籍ベースなサイトで、カビの生えたネタ満載]
posted by Kumicit at 2008/12/06 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creationism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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