2008/12/13

創造論者が使ってはいけない論(第21回) -- 不当にも知識と呼ばれている科学は進化のことを指している -- [まあまとも]

Answers in Genesisの創造論者が絶対に使ってはいけない論

「テモテへの第一の手紙の6章20節「不当にも知識と呼ばれている科学」は進化のことを指している」

聖書モデルを適切につくるためには、著作者がどのような読者を意図して何を教えようとしたのかを理解する必要がある。すなわち、文法および歴史的な文脈から判断しなければならない。我々は特定の視点を支持するように見える記述を聖書にさがそうとしてはならない。「科学(science)と訳された元々のギリシャ語の単語はグノーシスであり、この文脈では、後にグノーシス異端に発展する神秘宗教へのキーであるエリートの深淵の知識を指している。これはKJV訳の誤りではない。いかに多くの単語の意味が、時間とともに変わってきたかを示すものだ。科学(Science)という単語はもともと、知識を意味するラテン語のscientiaから来ており、scioは知ることを意味する。元々の意味は現在使われている意味とは違う。なので、現代語訳ではこの節では正しく「知識」と訳されている。

もちろん、Answers in Genesisは進化論を反知識と信じている。というのは進化論は、神の創造行為の大量の証拠と神の言葉たる聖書にある真の知識に対して、多くの人々の心を曇らせるからだ。しかし、ここでは、真の視点を支持するのに詭弁を使うことは悪いことだと指摘してこう。これに関連して、「科学は本当に知識を意味する」というのは文字通り誤りである。


コメント



「もちろん、Answers in Genesisは進化論を反知識と信じている。というのは進化論は、神の創造行為の大量の証拠と神の言葉たる聖書にある真の知識に対して、多くの人々の心を曇らせるからだ。」を除けば、Answers in Genesisが言っていることはまともだが、どうでもいい話。
posted by Kumicit at 2008/12/13 16:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creationism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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