2008/12/16

創造論者が使ってはいけない論(第30回) -- 驚くべき現代科学の展望が聖書に記されている -- [まあまとも]

Answers in Genesisの創造論者が使わないほうがいい論

「驚くべき現代科学の展望が聖書に記されている」

聖書は元の著者の意図および、意図された読者の理解に従って解釈すべきである。したがって、聖書の記述に、当初の読者たちが見たことがないような現代科学を読み取ることには慎重であるべきだ。ヨブ記や詩篇などの詩的な書では特に慎重であるべきだ。たとえば、ヨブ記38章31節[すばるの鎖を引き締め/オリオンの綱を緩めることがお前にできるか]を、オリオンとプレアデスの重力ポテンシャルエネルギーを説いたものだと考えるヨブ記の読者はいないだろう。むしろ、元々の読者たちは神の力の詩的表現だと思っただろう。すなわち、ヨブと違って、神は今見えるような密集した星団としてプレアデスを創造できた。一方で、神は、広がった星座の位置にオリオンを創造できたが、これもまたヨブにはできないことである。


コメント



Answers in Genesisは、特に変なことは言っていない。元々の読者の理解としての詩的表現として「プレアデスとオリオンの創造」について言及しているだけなので、この項目だけだと、特に創造論な内容にもなっていない。
posted by Kumicit at 2008/12/16 03:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creationism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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