2009/01/08

オクラホマ州上院に反進化論州法案提案

米国の進化論教育を守るNational Center for Science Educationによれば、オクラホマ州上院に反進化論州法案(Senate Bill 320)が提案された。
Senate Bill 320 (document), prefiled in the Oklahoma Senate and scheduled for a first reading on February 2, 2009, is apparently the first antievolution bill of 2009. Entitled the "Scientific Education and Academic Freedom Act," SB 320 would, if enacted, require state and local educational authorities to "assist teachers to find more effective ways to present the science curriculum where it addresses scientific controversies" and permit teachers to "help students understand, analyze, critique, and review in an objective manner the scientific strengths and scientific weaknesses of existing scientific theories pertinent to the course being taught." The only topics specifically mentioned as controversial are "biological evolution, the chemical origins of life, global warming, and human cloning."

オクラホマ州上院にSB320が提案され、2009年2月2日に第一読会が予定されている。これは2009年最初の反進化論州法案である。"Scientific Education and Academic Freedom Act"という名称のSB320は成立すれば、州および地域の教育当局に対して、「教師が科学的論争を示す理科カリキュラムを提示する有効な方法をさがす支援をすること」および「教師が生徒たち授業で教えられる既存の科学理論の科学的強みと科学的弱みを学ぶのを助けること許可すること」をを義務付ける。論争として特に言及されているのは、生物進化と生命の化学起源と地球温暖化とヒトクローンである。

[Antievolution legislation in Oklahoma (2009/01/06) on National Center for Science Education]
この州法案は2008年にアラバマ州・フロリダ州・ミシガン州・ミズーリ州・サウスカロライナ州で廃案になり、ルイジアナ州で成立したものと同じものである。

多くの反進化論州法案がそうであるように、オクラホマ州でも毎年のように同じ議員が提案をしている:
The sponsor of the Oklahoma bill is Randy Brogdon (R-District 34), who was a cosponsor in 2006 of House Concurrent Resolution 1034. If enacted, HCR 1034 would have encouraged "the State Board of Education and local boards of education to revise the recommended academic curriculum content standards in science to ensure that, upon graduation, all students can accomplish the following: 1. Use of [sic] the scientific method to critically evaluate scientific theories including, but not limited to, the theory of evolution; and 2. Use relevant scientific data to assess the validity of those theories and to formulate arguments for and against those theories." HCR 1034 died in committee in May 2006.

オクラホマ反進化論州法案の提案者はDistrict-34共和党Randy Brogdon州上院議員である。彼は2006年の州下院決議案(HCR)1034の共同提案者である。HCR1034が成立すれば、州教育委員会と地域教育委員会に対して、理科の推奨カリキュラム標準内容を改訂して、以下を生徒たちが達成できるようにすることを推奨することになっていた。1. 科学的方法を使って進化論を含むが、進化論に限らず科学理論を批判的に分析すること。 2. 関係する化学データを使ってこれらの理論の有効性を評価し、これらの理論を支持・反対する議論を構成すること。このHCR1034は2006年5月に廃案になった。

[Antievolution legislation in Oklahoma (2009/01/06) on National Center for Science Education]
ちなみに今回の州法案も生物進化・生命の化学起源・地球温暖化・ヒトクローンが列挙されている:
The Legislature further finds that the teaching of some scientific subjects, such as biological evolution, the chemical origins of life, global warming, and human cloning, can cause controversy, and that some teachers may be unsure of the expectations concerning how they should present information on such subjects.

[SENATE BILL 320 By: Brogdon]
なお、地球温暖化が列挙されるのは、聖書に反するから:
創世記 9章 8-17節 [日本聖書協会新共同訳]

神はノアと彼の息子たちに言われた。「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」

更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」

神はノアに言われた。「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。」
ただし、すべての創造論者が温暖化否定論の立場をとるわけではない。

==>忘却からの帰還: Creation Care (2006/12/24)



posted by Kumicit at 2009/01/08 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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