科学と宗教の調停を求めるJohn Templeton Foundationをネタにしたものである。
Jesus: (NewScientist誌を読みながら)科学は、かつて神のせいだと思われていた謎を解いていく。
Jesus: 稲妻から種の起源まで、科学はほとんどすべてのものに、唯物論的説明をつけていく。
Jeses: でも、私の信者たちには、この問題に取り組んでいて、それを助ける科学者を募集している。この広告を見てみよう。
募集中:神は隙間を探している。大きさは問わない。報酬はたんまり。[ジョン・テンプルトン財団]
[Jesus and Mo: size (2009/06/23) via whyevolutionistrue via RichardDawkins.Net]
John Templeton Foundationはインテリジェントデザイン運動と敵対関係にあり、インテリジェントデザイン理論の根幹たる"God of the gaps"詭弁を批判する側にいる。しかし、根が近いようで、インテリジェントデザイン運動への補助金を報道されるなど、微妙なところがある。そのあたりが、ネタにされる理由でもある。
そういった情報を集められるサイト、書籍はありますでしょうか?
一応、Southern Baptist Convention系のEvangelical/Baptistや、Seventh Day Adventistsは"若い地球の創造論"を信じているはずですが、個々の教会によって濃淡はありそうです。
また、"若い地球の創造論"を信じていても、創世記9章に基づいて地球温暖化否定論を信じている場合とそうでない場合があります。
あと、創造論者増殖の方法として、「カフェの聖書研究会」が実際に使われる場合があるのは確かです。たとえば、テキサス州のDon McLeroy前教育委員長が、若き日に彼女に誘われるままに、創造論な勉強会に引き込まれて、創造論者となっています。(ちなみに、その彼女は今はMcLEroy氏の奥様)
http://www.texasobserver.org/article.php?aid=2965
http://transact.seesaa.net/article/114612455.html
テキサス州教育委員長Don McLeroyがいかにして創造論者となったか by The Texas Observer
結局知り合いは一度勉強会に行ったのですが、彼らが「進化論は間違い」と言い出したのを聞いて、今後関わらないぞと決心したようです。
知り合いにこのブログを紹介しておいて良かったです。ありがとうございました。