2006/02/04

Answers in Creation: 主敵はAnswers in Genesis

"若い地球の創造論"のもっともアクティブなサイトAnswers in Genesis打倒を目指す、退役軍人(米国空軍)なGreg NeymanのサイトAnswers in Creationを見てみる。

Answers in Creation: 主敵はAnswers in Genesis

進化論対創造論の戦いにおいて創造論サイドに位置する進歩的創造論(Progressive Creationism)と、進化論サイドに位置する有神論的進化論(Theistic Evolution)の両方を掲げる Answers in Creationという"古い地球の創造論"サイトがある。内容からすれば、有神論的進化論の立場をとっていない。サイトのサブタイトルは"Bringing the Bible and Science Together Without Conflict"である。

サイトの開設者であるGreg Neymanは米国空軍の退役軍人であり、地質学系の学部卒である。


このAnswers in Creationは"若い地球の創造論"を敵として論破することを目的としており、攻撃対象は:もちろんサイト名から明らかなように主敵は"Answers in Genesis"だ。
持てる戦力は"Answers in Genesis"の方がはるかに強大であることは、Webサイトにかけられる銭からも明らか。ちなみにGreg Neymanが敵視するCenter for Scientific CreationismのDr. Walt Brownは経歴によればMITにて機械工学で学位を取得した退役空軍大佐である。


テーマとして、地球の年齢の観点から

  • Flood Geology (ノアの洪水によって地質学を説明しようという分野)
  • 恐竜
  • 年代測定
などを扱っている。

そして、"古い地球"すなわち45億歳を信じても神はあなたを救うと繰り返す:
Salvation is Secure(救済されることが定められています)

If you are a Christian, and you doubt the young age of the earth, do not let this concern you. You can still believe in an inerrant Word of God, and there is nothing wrong with your salvation! God created the world, young or old, and the doctrine of salvation has nothing to do with the age of the earth. Does the Bible say, “Believe in a young earth, or be condemned to hell.”? No, it doesn’t. Does it say you can lose your salvation? No, it does not. In fact, you don’t have to do anything, because your salvation is secure.
(http://www.answersincreation.org/hope.htm)

あなたがキリスト教徒であり、地球の年齢が若いことに疑いをいただいているなら、それに気をもむことはありません。それでもあなたは誤りなき聖書を信じることができ、あなたの救済になんらの問題もありません。世界が若かろうが古かろうが、神は世界を創造しており、救済の教義は地球の年齢とは無関係です。聖書に「若い地球を信じなさい。さもないと地獄で責め苦にあうでしょう。」と書いてありますか?否です。書いてありません。それで救済を失うと言えますか?否です。そんなことはありません。救済は定められているので、あなたは名にもする必要はありません。



サンプル:「恐竜の滅亡はノアの洪水では説明できない」
サンプルとして、「Creation Science Exposed - Dinosaur Extinction 」を見てみよう。この記事は、AiGのThe in-depth journal of Creation 1997 No.2に掲載された「Michael J. Oard: The extinction of the dinosaurs(恐竜の滅亡)」という記事を攻撃したものである。

たとえば、次のような記述がある:

However, here is where the creation science model of the Flood causing the dinosaur extinctions falls apart. Earlier in the article, Dr. Oard briefly explains the fact that there have been many extinctions in the geologic record. In fact, the alleged extinction of the dinosaurs at the end of the Cretaceous period 65 million years ago is not the first extinction event for the dinosaur family, nor the largest. What Dr. Oard does not do, is go back and discuss these extinctions as separate events. He cannot do this, because then he would sink his own dinosaur extinction theory. In fact, these dinosaur extinctions are at different levels of the geologic record, and are clearly separated by millions of years. There is no way the young earth creation science model can explain two mass graves at different levels of the rock strata. As the waters rose, all the dinosaurs would have been killed at nearly the same time, and deposited in the same rock layer.

しかしながら、ここが恐竜滅亡を引き起こしたという創造科学モデルが粉々になるところである。その記事の初めの方で、Dr. Oardはm地質学的記録に多くの滅亡があったという事実を簡単に述べている。事実、白亜紀の終わり、6500万年前に起きた、議論の対象である恐竜の滅亡は、恐竜の滅亡イベントの最初のものであって、最大のものではない。Dr. Oardがしなかったことは、これらの滅亡を別々のイベントとして論じなかったことだ。彼がそうできなかったのは、彼自身の恐竜滅亡理論を沈めてしまうからだ。事実、これらの恐竜滅亡は地質学的記録の異なる層にあり、それらは数百万年の隔たりがある。若い地球の創造科学では、地層の異なる2つの層にある集団墓所を説明できない。海水面が上昇して、すべての恐竜がほぼ同時に死んだので、同じ地層に堆積したはずなのである。

The only way to explain this is that there was a fluctuating water level, temporarily exposing the rock above the dinosaur graveyard. Then more dinosaurs moved in, and the waters rose again, killing them in the same spot. Unfortunately, this cannot happen in the worldwide flood model proposed in young earth creationism.

これを説明する唯一の方法は水位が変動して、一時的に恐竜の墓所の上に岩が露出したといものである。そして多くの恐竜がそこへやってきて、再び水位が上昇して、そこで彼らが死んだ。残念ながら、これは"若い地球の創造論"が提唱する全地球洪水モデルでは起きえない。

わりと、常識レベルの内容であり、論理もシンプルだ。この記事全文にわたって、おおよそこんなかんじである。

"古い地球の創造論"サイトでインテリジェントデザインも支持する evidence.info の記事と比べても、あまり見るべきものがない。


ということで、巡回対象にするほどのことはないようだ。
posted by Kumicit at 2006/02/04 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creationism | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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