- CC200 中間形態の化石が存在しない
- CC200_1 何十億もの中間化石があるべきだ
- CC201 化石記録に隙間ではなく、スムーズな変化が見られるべきだ
- CC201_1 断続平衡説はアドホックに隙間を正当化する
- CC202 中間形態の化石は直接の祖先を示さない
- CC211 無脊椎動物と脊椎動物の間には隙間がある
- CC212 魚類と両生類の間には隙間がある
- CC213 両生類と爬虫類の間には隙間がある
- CC214 爬虫類と鳥類の間には隙間がある
- CC214_1 始祖鳥はおそらく現在の鳥類の祖先ではない
- CC214_1_1 始祖鳥はまったくの鳥
- CC215 爬虫類と哺乳類の間には隙間がある
- CC216_1 陸上の哺乳類とクジラの間には隙間がある
- CC216_2 馬の化石は進化を示さない
- CC220 節足動物は突如出現した
- CC220_1 昆虫の祖先の化石がない
それに合わせて、インテリジェントデザイン支持者を含む創造論者たちは、より小さくなった隙間に中間化石がない、あるいは隙間なく中間化石が見つからないから進化論は間違っているという主張を押し出すようになっている(CC200.1, CC200)。
とはいえ、そんなビスケット粉々論法を使っていても、たとえば陸上動物からクジラへの系列が出てしまうと、全体の流れのほんの一部の隙間に神を関与させるだけになってしまい、説得力もなければ、やっている神様もチンケになる。
ということで、これに対応して、統一教会信者Jonathan Wellsによる「CC202 中間形態の化石は直接の祖先を示さない」という予防線なんかも出現している。これは中途半端で、次は由緒正しく「化石は進化の証拠ではなく、その時点で、その形態の生物が存在した証拠だ」まで進むかも。ただし、これだと普通の主張で、創造論者の主張ではなくなる。
また、そこまでいくと「時点」を認めてしまって「地球も宇宙も6000歳」との互換性問題が起きる。