2010/05/24

Domestic Nuclear Shelters(1981)

英国の核の時代の内務省のパンフレット「Protect and Survive (防護と生存)」(1976-1980)に続いて、「Domestic Nuclear Shelters (家庭用核シェルター)」(1981)も訳してみた:
ProtectAndSuviveJ.pngDomesticNuclearShelters..pngCivilDefence.png

「Protect and Survive (防護と生存)」が主として放射性降下物対策だけだったのに対して、「Domestic Nuclear Shelters (家庭用核シェルター)」では爆風対策を取り扱っている、(放射性降下物対策で有名なのは「風が吹くとき」(1982, 1986)の扉をたてかけたシェルター。これに対して爆風対策は地面を掘り返すもの)

で、、「Domestic Nuclear Shelters (家庭用核シェルター)」には、爆風対策のシェルターについて、1メガトンの核爆発から、どこまで近いと役に立たないかも記載されている(P6 表)。それに素直にしたがって、シェルターの粉砕を映像化したのが、BBCの1982年の「A Guide to Armageddon」である。

明白な虚偽は書いてないようで、よーく読むと、ロンドン市街地だと絶望的なことがわかるようになっているのが英国流。



ソース


posted by Kumicit at 2010/05/24 07:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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