2010/09/22

サブサハラ方面のHIV/AIDSに、よき変化の兆し

UNAidsの調査によると、世界で新たにHIVに感染する人々の数が、初めて前年を25%下回ったという。
Countries in Sub-Saharan Africa are leading a global decline in new HIV infections, the UN has said.

アフリカのサブサハラ諸国では、新たにHIVに感染する人々の数が大きく減少していると、国連は述べた。

UNAids said 22 countries in the world's worst affected region had seen a drop in new cases of more than 25%.

The fall was because of greater awareness and better use of preventative measures, it said.

UNaidsによれば、世界で最悪の感染地帯で新たに感染する人々の数が25%減少した。この減少は、周知徹底および予防手段の有効活用によるもの。

But UNAids also noted that cases of HIV were increasing in Eastern Europe and Central Asia, and among gay men in developed countries.

しかし、UNAidsは、HIV感染が東欧および中央アジア、さらに発展途上国のゲイの男性たちの間で増加していると注記している。

Michel Sidibe, UNAids executive director, said the world was making "real progress" towards achieving the sixth Millennium Development Goal (MDG6) of halting and reversing the spread of HIV/Aids by 2015.

"For the first time change is happening at the heart of the epidemic. In places where HIV was stealing away dreams, we now have hope," he said.

UNAIds事務局長Michel Sidibeは「2015年までにHIV/AIDSの拡大を止め、反転させるという第6次Millienium Development Goalの達成向かって世界は着実に前進していると述べた。「感染の中心地域で、初めて変化が見られた。HIVが夢を奪っている場所で、希望が見えてきた」

UNAids says there are now 5.2 million people worldwide receiving treatment for HIV/Aids, which has helped to ensure that 200,000 fewer people died from the virus in 2008 than in 2004.

The agency said young people "are leading the prevention revolution by choosing to have sex later, having fewer multiple partners and using condoms, resulting in significantly fewer new HIV infections in many countries highly affected by Aids".

UNAidsは「世界で520万人がHIV/Aids治療を上kている。これにより、2004年に比べて2008年にはHIVによる死者の数は20万人少なくなった。若い人々が、より大人になってからのセックス、セックスパートナーの数の抑制、コンドームの使用などを選択することで、予防策を推進している。これにより、AIDSの影響を大きく受けている国々でHIV感染が大きく減少することにつながった。」と述べた。

The use of male condoms has also doubled in the past five years, while the report notes that "tradition is giving space to pragmatism" in many communities as they embrace male circumcision, which research shows has the potential to reduce HIV infections among men by nearly 60%.

[Sub-Sahara Africa leads global decline in new HIV cases (2010/09/17) on BBC]
「HIVはAIDSの原因ではない」というHIV否定論の立場をとっていた南アフリカMbeki政権の終了も、これに効いているかも。

==>南アフリカのHIV否定論者たちの退場 (2008/10/23)
==>否定論の立場をとったMbeki政権によるAIDS犠牲者数は33万人 (2008/11/17)

とはいえ、この方向が再び感染拡大へと反転する可能性もある。

南アフリカには、現Jacob Zuma政権のもとでも、代替医療を通常医療と並べて選択可能にしようとする動きがある。

==>南アフリカの通常医療に伝統的ハーブ療法を持ち込もうとする地方相 (2009/08/15)

そして、ホメオパシーがサブサハラのアフリカ諸国を狙っている。

==>ホメオパス HIV 南アフリカ (2010/08/22)

それらを排除したとしても、「成人の20%, 全国民の10%がHIV感染者」という南アフリカがHIV/AIDS問題は、現在の感染世代が、老いてこの世からいなくなるまで終わることはない。おそらく50年以上かかるだろう。まだ先は長い。でも、少なくともHIV/AIDS問題が終わりへ向けて動き始めたのは喜ばしいこと。
posted by Kumicit at 2010/09/22 00:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | Quackery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実際にヒト免疫不全ウイルス(HIV)の歴史と後天性免疫不全症候群がエイズ(AIDS)1981年にまでさかのぼるニースのブログが...これは...に多くの情報があるときになりました病気の症状と男性同性愛者考えられるエイズの典型的な最初のロサンゼルスとニューヨークで説明されました。男性は肺感染症の異常型(肺炎)ニューモシスチスカリニ(今ニューモシスチスジロヴェチとして知られている)肺炎(PCP)はまれな皮膚腫瘍はカポジ肉腫と呼ばれる呼ばれていた。

患者は、免疫システムの重要な一部であることを血液(CD4細胞)のセルのタイプの厳しい削減を持っているが認められた。これらの細胞は、多くの場合、体の戦いの感染を助ける、T細胞と呼ばれています。その後まもなく、この病気は、米国、西ヨーロッパ、アフリカ全体で認められた。 1983年、米国とフランスの研究者たちはレトロウイルスと呼ばれるウイルスのグループに属している、現在HIV感染として知られているエイズを引き起こすウイルスを説明します。
Posted by ゾビラックス  at 2011/03/17 16:20
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック