==>販売業者 The Quantum Alliance
価格は2004年以前のQXCI (13000ドル)-->2004〜2009年のSCIO (16000〜19000ドル)から、さらに引き上げて INDIGO (24000ドル)となっている。
下取り/乗り換え(Trade-in Program)だと、最低3000ドル(2009/11限定)となっている。これは
- 3000ドルでも儲けがちゃんと出る
- ひとたび商品を売りつけた顧客に、数年おきに数千ドル支払わせる
もちろん、教育コース250ドル〜や、年間サポート450ドル〜などの形でも収益を上げる形にもなっている。特にホメオパスは金払いが良いのか、1500ドルの教育コースもある。
==>販売業者 MyQuantumWellness
で、この価格だが、同系統のニセ医療機器の中でも、このEPFXシリーズの価格は抜きんでて高い(どれも実際のコストとは無関係な販売価格だと思われるが)。それだけ、商売が巧いのだろう。
==>比較サイト
この比較サイトによれば、PC画面数を多く用意している。それが、高い価格で売りつけるための手段のひとつだと思われる。ただ、PC画面(SCIO)は仰々しいが、凝ったつくりではない。
ところで、このEPFXシリーズは、SCIOもINDIGOもRS-232CでPCと接続している。10メートルくらいケーブルを引きまわせる以外にメリットはないのだが...
タグ:Quackery
ホメジャのQX-SCIOは、写真を見る限りまだINDIGOでは無いようです。一応こちらのSCIOはUSB接続できるようになっています。
http://www.homoeopathy.gr.jp/cart/hj/index.php?m=prod_detail&out_html=detail_hj&syo_mas_num=QX001A
そしてSCIOのパンフレットはアフォ全開で笑えます。
http://www.homoeopathy.co.jp/product/scio/index.htm#
定番の量子論とか、トライベクトル(電圧、電流、抵抗)解析とか
>その、二進法で動いているコンピュータの上で、三進法をベースとした仕組みを作り上げることに成功した。これは、かなり難しいことらしく、ビル自身も難しかったと語っている。
とか。
その他のホメジャのソフト系のWindows7対応は酷いことになっていますが、
http://www.homoeopathy.co.jp/product/win7dousa.pdf
QX-SCIOは対応OSの記述がありません。QX-SCIO導入機は専用機にしろと書いてあるのでOSは関係ないのかもしれません(たとえMS-DOSでも)。
で、ホメジャがIndigoを販売していない件ですが、ソフトの日本語対応をホメジャが負担したとしたら、その費用に比べて収益がわずかだった。William (Bill) Nelsonが負担したとしたら、ホメジャが約束した販売台数を売れていない。といった理由で、日本語化にGOが出てないというところでしょう。
JPHMAのホメジャの提携クリニック、認定ホメオパス一覧を見るとQX-SCIO導入済みが載っています。
これを見ると逆にWilliam (Bill) Nelsonが想定した以上に、日本で台数が売れたのではないかと思います。
それで外見をちょっと変えてINDIGO=バージョンアップしたことにして、さらに売りつけようとした。その上、条件を釣り上げた……で折り合わない、とかどうでしょう?
#こんなソフトの日本語化だけなら私が請け負ってもイイデスね、中身すっかすかに決まってます(pictureコントロールとかgridコントロール貼っただけなのが丸わかり画面)。
これだと上納金の一部で日本語化できてしまいそうですね。