インテリジェントデザイン３つめの論文誌

ほとんど査読論文が存在しないインテリジェントデザインだが、インテリジェントデザイン仲間内論文誌も維持できていない。これまで2つのオンライン論文誌があったが、わびしい掲載論文数であり、既に放置モードにある。

• Progress in Complexity, Information and Design [2002〜2005年に発行されたオンライン論文誌, 発行元: International Society for Complexity, Information and Design]
  掲載論文数: 2005年 12本, 2004年 7本, 2003年 17本, 2002年 23本
  
• Origins and Design [？〜2000年に発行されたオフライン＋オンライン論文？誌, 発行元: Access Research Network]
  掲載論文数： 2000年 3本, 1999年 4本, 1998年 3本, 1997年 7本, 1996年 5本

その後、2006〜2009年には何もなかったが、2010年に、Bio Complexityが登場した。

BIO-Complexity is a peer-reviewed scientific journal with a unique goal. It aims to be the leading forum for testing the scientific merit of the claim that intelligent design (ID) is a credible explanation for life. Because questions having to do with the role and origin of information in living systems are at the heart of the scientific controversy over ID, these topics−viewed from all angles and perspectives−are central to the journal's scope.

Bio-Complexityは査読科学学術誌でユニークな目標を持っている、これはインテリジェントデザインが生命の信頼できる説明であるという主張の科学的メリットを検証するフォーラムを率いていることを目的としている。生命システムにおける情報の役割と起源に関する問題が、インテリジェントデザインに関する科学的論争の中核にあるので、あらゆる角度と見方からの、これらのトピックは本学術誌の中心となる。

[purpose of BioComplexity]

なにやら持って回った目的だが、要はインテリジェントデザイン仲間内学術誌である。ただいま存在するのはVol.1 2010のみで、掲載品は2本。PiCIDよりも立ち上がりが悪く、Origins and Designに近いスタート。

さて、今回はどこまで続くかな？