- ホメオパシーレメディではないけど、法規制回避や商売上、まぎれこんでいる"医薬品のようなもの"
ホメオパシーレメディという「効能を証明する必要がない」カテゴリが存在していると、そこに紛れ込ませて「治験」をせずに販売しようとする"医薬品会社"が出てくる。そんな会社のひとつが"Zicam"である。
==>嗅覚喪失という副作用のあるホメオパシーレメディに対してFDAが警告・消費者に使用停止と破棄を勧告 (2009/06/18)
ホメオパシーレメディを扱っているショップは、ハーブレメディなど"自然"系商品も扱っていることが多い。その中には漢方薬も紛れ込んでいる。漢方薬は有効成分が含まれているので、通常の医薬品同様に副作用が起きることもある。とともに、原材料のばらつきによっては、致命的な成分が入ってしまう場合もあり、最近だと"Jin Bu Huan"で死亡事故が起きている。
==>ハーブ/漢方系はこわいよね (2010/09/14)
ある意味、"fake homeopathy = fake fake medicine"、すなわち「効果がない"医療"ホメオパシーのニセモノ="効果あり"」なカテゴリである。もっとも、その効果は致命的だったりするが... - 法規定手続き違反や、ニセブランド
ホメオパシーレメディそのものは「ただの水、ただの砂糖玉、ただのエチルアルコール」なので、レメディとしてはニセモノではないが、商標はニセモノ。まっとうに販売されているホメオパシーレメディと同じく効果はない。
==>[joke]ニセホメオパシー工場が摘発された (2010/10/18) - エネルギー(波動)マシン使用ホメオパス
エネルギー(波動)マシンを使うようなホメオパシーはニセモノだと主張するホメオパシー支持者がいる。彼らが指摘する「高額」というのは、確かに事実だ。
==>さらに高くなったニセ医療機器EPFX/INDIGO (2010/10/11)
==>ニセ医療機器EPFXのつづき (2010/10/10)
実体の存在しないホメオパシーを「可視化」したいという欲求は、常に"波動マシン"を求めてしまうもに。ホメオパシーの世界では1851年に"波動マシン"が登場している。
==>今も昔も波動マシンとホメオパシー (2010/09/10) - ホメオパシー団体に登録されていないホメオパス
豪州ホメオパシー協会は、ホメオパスThomas SamやホメオパスFrancine Scrayenによる死亡事件に対して、教会登録ホメオパスなら大丈夫だと言ってきた。すなわち、非登録=ニセホメオパスだけが問題なのだと。
==>Australian Homœopathic Associationの反応 (2010/07/10)
しかし、ホメオパスFrancine Crayenは豪州ホメオパシー協会に登録されていた。
==>Scrayenは Australian Homeopathic Associationに登録されたホメオパス (2010/08/01)
2010/10/19
[joke]"ニセ"ホメオパシー
世の中には"ニセ"ホメオパシーがあるらしい...
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