2010/11/05

[joke]ホメオパシー理論が正しいなら、希釈廃液は汚染物質...

2か月前にホメオパシー希釈廃液は特に問題なさそうという話をした:
4Xを1g/1000mlだとすると、廃液2672mlには0.1mgのウランが含まれていることになる。一方、放出基準0.037mg/lを達成するように0.1mgを捨てるためには、2703mlの水があればいい。希釈に使った容器の洗浄に使った水も廃液に加えれば、放出基準をクリアするだろう。

[レメディ作成の面倒なところはインドで... (2010/09/09)]
でも、ホメオパシー的には環境汚染じゃね?というジョークがあった:
But surely, you might think, the whole world’s water supply could not be that contaminated with these “potentiated” water molecules? On the contrary, if homeopathic theories were true, such wide spread contamination would be impossible to avoid. Just consider the amount of water involved in making a single 100 mL solution of a 30 C solution. For each step a 100 mL solution is prepared but only one mL is needed for the next step. Therefore over the 29 dilution steps to prepare the final 100 mL of solution, 2871 mL of water (29 x 99 mL) will be discarded. That is almost 3 litres of waste water containing “activated” water.

しかし、確かに、全世界の水資源が、これらポテンシャライズされた水分子ではないと考えることができるだろうか? それとは逆に、ホメオパシー理論が正しいとするなら、そのような世界に広がる汚染は不可避である。30Cの100mlの溶液を1個作るのに必要な水を考えてみよう。希釈の各ステップで100mlの溶液が用意されるが、1mlだけが次のステップで必要だ。したがって、29ステップの希釈で100mlの溶液を作るのに、2871ml(=29x99ml)の水が廃棄される。これは約3lの"活性化された"水を含んでいる。

[Michael Edmonds: "Is Homeopathy an Environmental and Health Hazard?" (2010/11/04) on SciBlogs]
化学的には問題ないが、ホメオパシー的には汚染.... そうくるか....


タグ:Quackery
posted by Kumicit at 2010/11/05 09:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | Quackery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

これでやはり水道水を飲んでいれば大丈夫なことが証明されましたね。
……好転反応に気をつけねば。
Posted by うさぎ林檎 at 2010/11/06 09:04
水道水は万能ホメ薬
Posted by 名も無き忘却からの帰還者 at 2010/11/06 22:52
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