2010/11/15

ホメオパシーは効く。ただしレメディではなく会話が。

Telegraphが、レメディではなく会話で、ホメオパシーがリューマチの症状緩和に効くという論文を紹介した。
[Laura Donnelly: "Homeopathy works - but it is talking, not tinctures that helps patients" (2010/11/14) on The Telegraph]

Sufferers of rheumatoid arthritis who visited a homeopathic doctor experienced significant reductions in pain, inflammation and other key markers of the disease, the research shows.

Yet it made no difference whether the solution they received was a genuine homeopathic tincture prescribed to treat rheumatism, or a placebo.

ホメオパスを訪れた関節リウマチ患者は、痛みや炎症などの病気の主張なマーカーの有意な減少を経験したことを、その研究が示した。しかし、レメディがリウマチの本物のホメオパシーレメディであるかプラセボであるかに違いはなかった。

The research, published today in the journal Rheumatology compared different groups of patients, who were already being given conventional medication for the disease.

Those who had a series of five consultations with a homeopathic doctor experienced “significant clinical benefits,” - whether the tincture they received was a specially prepared “homeopathic” remedy used to treat rheumatism, or a placebo.

今日(2010/11/14)、Rheumatologyに掲載された、この研究は、病気の通常治療薬を処方された患者を複数のグループに分けて行われた。ホメオパスによるセッションを5回受けたグループには、受け取ったレメディが、リウマチを治療するように用意されたホメオパシーレメディであるか、プラセボであるかに関係なく、有意な臨床効果があった。

Patients given exactly the same remedies without the consultations did not gain the improvements.
The study’s authors said the findings suggested that simply “talking and listening” to patients could dramatically assist their health.

Prof George Lewith, Professor of Health Research from Southampton University, said: “This research asked the question: 'Is homeopathy about the talking, or is it about the medicine?’ We found it was about the talking, and indeed about the listening.”

まったおく同じホメオパシーレメディを受け取ったが、ホメオパスによるセッションを受けなかったグループには効果は見られなかった。この研究を行った研究者たちは、「患者に話をし、患者の言葉を聞くことが、患者の健康に明瞭に効果があることを示唆している」と述べた。

Southampton Universityの保健研究所のGeorge Lewith教授は「この研究は、ホメオパシーが会話なのか、薬品なのかを問うものだった。我々はホメオパシーが会話であることを示した。」と述べた。
「通常医薬品処方後に、ホメオパシーセッション+本物レメディ・ホメオパシーセッション+プラセボ・セッションなし+本物レメディの効果を比較した」この研究の結果「セッションは効くが、レメディは効かない」は、奇異なものではない。「ホメオパシーのプラセボ効果」の源泉が、レメディではなくセッションにあることは、これまでの広く言われてきたことだからだ。

ただ、この研究結果は、通常医療を妨害することのない形、通常科学と矛盾しない形で、ホメオパシーを医療の中に位置づけ、温存していく方向に使えるもの。実際、このGeorge Lewith教授だが、The Centre for Complementary and Integrated Medicineに関わっており、補完代替医療推進者である。この研究は、おそらく、ホメオパシー存続のための通常医療との妥協点へと至る道を模索する過程のひとつではないかと思われる。

もっとも、すべてのレメディ販売業者と大半のホメオパスは、この結果を容認することはないだろうけどね。
タグ:Quackery
posted by Kumicit at 2010/11/15 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | Quackery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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