2011/01/18

[joke]いずれは侵入される...

昨日取り上げたCure or Con? on Marketplace on CBC (2011/01/14)」がYouTubeにあがっていた:


で、本題はCBCの番組の内容ではなく、これ:
@usg_ringo
@kumikokatase いや、だから字幕つけてってお願いしたのにぃ。
すなわち、言語障壁。

創造論・インテリジェントデザインの広がりで見てきたように、カウンターナレッジの侵入に対しても言語障壁が機能している。フランスへの創造論の侵入が目立ってきたのは、Harun Yahyaにフランス語版の創造論本のばらまきから。

==>欧州評議会の「創造論とIDの危険性についての決議」の再始動(5/5) そして我々は. (2007/09/28)

もちろん、言語障壁のない英国へ創造論は大きく侵入している。

==>英国情勢 on AtWIKI

公用語が英語で、高等教育も英語で行われるナイジェリアも、言語障壁が低い。

==>ナイジェリアの創造論支持者たち (2010/04/23)

ホメオパシーも主力は英国・インド・フランス。公用語が英語とフランス語なカナダは言語障壁がなく、容易に侵入されてしまっている。情報や商品だけでなくホメオパスも容易に侵入して商売が可能だ。CBCの番組内でも、登場したホメオパシー団体の代表者や電話取材されたホメオパスがインド人。


その点、日本は言語障壁により、英語圏の製品がそのまま販売されることは少なく、英語圏のホメオパスを見かけることもない。もちろん、完全な防御を実現するわけではないが、日本語化にコストと時間をかけるだけの余力がない有象無象を撃退する効果はある。

ただ、いずれは言語障壁は突破されるし、そもそも、この言語障壁それ自体が半世紀前よりは確実に弱くなっているし、このままだといずれ消滅する。そうなれば...
posted by Kumicit at 2011/01/18 07:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | Quackery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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