経過時間が長くなってきたので日ごとの回数をプロット。また掲載分についてエネルギーとして集計したものもプロット。ただし、地震情報(各地の震度に関する情報)は全地震を収録しているわけではない(マグニチュードは大きくても震度0だったら載らない)ので、あくまでも目安。

6時間おきのグラフも描いてみた。

ちょうどいい感じに地震活動の変化が見る。2011年3月22日昼過ぎから23日昼前まで活発な活動が続いたが、その後は地震回数が減少。
3月24日は最大震度5弱の地震が2回起きたが、エネルギーおよび回数ともに、昨日より減少。このまま沈静化すれば、3月22日昼過ぎから23日昼前が余震最大と見なされるだろう。しかし、実際には終わってみるまで分からない。
なお「3月11日〜16日に地震情報を発表した地震の震源及び震度」をマージしている。
つづいて茨城県の放射線測定(10分おき)も。観測地点は北茨城市と高萩市。大子町は物量が少ないのと、他2地点と連動していることから、観測を停止していたが、復活。

福島についてもプロットしてみた(単位:μSV/h)。

1地点だけに短時間のピークが8回見られる。これは散発的に放射性物質が放出されていて、たまたま風に乗って、それが通過した時に、観測値が増大していると考えられる。
風が陸側に向かって吹いているときに起きた大規模な放出は3月15日の1回だけだと思われる(福島市の増加)。
米国エネルギー省が公表した観測値ベースの推定値に見られる放射線の強い領域は、3月15日の放出イベントによるものではないかと考えられる。
