経過時間が長くなってきたので日ごとの回数をプロット。また掲載分についてエネルギーとして集計したものもプロット。ただし、地震情報(各地の震度に関する情報)は全地震を収録しているわけではない(マグニチュードは大きくても震度0だったら載らない。また、3月20日以降は気象庁が余震とみなした地震のうち、次第震度2以下は省略されている。)ので、あくまでも目安。
2011年3月28日7:24の宮城沖の地震はM6.5と、3月13日以降の最大余震。
6時間おきのグラフも描いてみた。
ちょうどいい感じに地震活動の変化が見える。2011年3月22日昼過ぎから23日昼前まで活発な活動が続いたが、その後は地震回数が減少。そして再び増加。ある程度、多い時期と少ない時期が変動しつつ、次第に終息に向かっているように見える。しかし、なおエネルギーで見る限り、終息していない。28日と29日にはM6.5とM6.4の余震があり、なかなか終わりが見えない。
なお「3月11日〜16日に地震情報を発表した地震の震源及び震度」をマージしている。
ついでに栄村大震災(新潟・長野・岐阜・富山・佐渡を選択)についてもプロットしてみた。挙動は東日本大震災と同様に、増減しつつ終息するかと思えば、少し活発に。
つづいて、福島の放射線測定値(単位:μSV/h)。放射線強度の強い飯館村を追加した。ここは観測機器の変更が2回あり、値のジャンプが2回ある。
1地点だけに短時間のピークが8回見られる。これは散発的に放射性物質が放出されていて、たまたま風に乗って、それが通過した時に、観測値が増大していると考えられる。
風が陸側に向かって吹いているときに起きた大規模な放出は3月15日の1回だけだと思われる(福島市および飯館村の増加)。その後、大きな増加は見られない。
郡山の観測点移動に伴い、郡山が福島市に近い値になっている。