2011/04/08

放射線強度&東日本大震災関連地震 (2011/04/07まで)

気象庁の(地震情報(各地の震度に関する情報))の速報値ベースで、マグニチュード1ごとにカウント。関連の有無が判断できないため東北・関東をカウントし、新潟・長野方面や新島・神津島近海・天草灘などを除外した。また、最初の地震を速報値から修正値(M=9)に修正、3/15の静岡の地震を修正値(M=6.4)に修正。

日ごとの回数をプロット。また掲載分についてエネルギーとして集計したものもプロット。ただし、地震情報(各地の震度に関する情報)は全地震を収録しているわけではない(マグニチュードは大きくても震度0だったら載らない。また、3月20日以降は気象庁が余震とみなした地震のうち、次第震度2以下は省略されている。)ので、あくまでも目安。

2011年3月28日7:24の宮城沖の地震はM6.5と、3月13日以降の最大余震。ある程度、多い時期と少ない時期が変動しつつ、次第に終息に向かっているように見えた。

しかし、2011年4月7日23:32頃に宮城県沖でM7.4(最大震度6強)の地震が起きた。マグニチュードは3月11日以降最大のM7.4であり、東日本大震災の一連の地震の最大余震である(速報値ベース)。

2011/03/11 14:46 三陸沖 M9.0 最大震度7
2011/04/07 23:32 宮城県沖 M7.4 最大震度6強
2011/03/11 15:15 茨城県沖 M7.4 最大震度6
2011/03/09 11:45 三陸沖 M7.3 最大震度5弱
2011/03/11 15:26 三陸沖 M7.2 最大震度4
2011/03/11 15:06 三陸沖 M7.0 最大震度5弱
2011/03/11 16:15 福島県沖 M6.8 最大震度4
2011/03/10 06:23 三陸沖 M6.8 最大震度4
2011/03/11 17:19 茨城県沖 M6.7 最大震度4


東北電力女川原子力発電所の外部電源3系統のうち2系統が切れたのが気がかり。


つづいて、福島の放射線測定値(単位:μSV/h)の時系列飯館村を追加。ここは観測機器の変更が2回あり、値のジャンプが2回ある。

1地点だけに短時間のピークが8回見られる。これは散発的に放射性物質が放出されていて、たまたま風に乗って、それが通過した時に、観測値が増大していると考えられる。

風が陸側に向かって吹いているときに起きた大規模な放出は3月15日の1回だけだと思われる(福島市および飯館村の増加)。その後、大きな増加は見られない。郡山の観測点移動に伴い、郡山が福島市に近い値になっている。
posted by Kumicit at 2011/04/08 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | Earthquake | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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