日ごとの回数をプロット。また掲載分についてエネルギーとして集計したものもプロット。ただし、地震情報(各地の震度に関する情報)は全地震を収録しているわけではない(マグニチュードは大きくても震度0だったら載らない。また、3月20日以降は気象庁が余震とみなした地震のうち、次第震度2以下は省略されている。)ので、あくまでも目安。

2011年3月28日7:24の宮城沖の地震はM6.5と、3月13日以降の最大余震。ある程度、多い時期と少ない時期が変動しつつ、次第に終息に向かっているように見えた。
しかし、2011年4月7日23:32頃に宮城県沖でM7.4(最大震度6強)の地震が起きた。マグニチュードは3月11日以降最大のM7.4であり、東日本大震災の一連の地震の最大余震である(速報値ベース)。
2011/03/11 14:46 三陸沖 M9.0 最大震度7
2011/04/07 23:32 宮城県沖 M7.4 最大震度6強
2011/03/11 15:15 茨城県沖 M7.4 最大震度6
2011/03/09 11:45 三陸沖 M7.3 最大震度5弱
2011/03/11 15:26 三陸沖 M7.2 最大震度4
2011/03/11 15:06 三陸沖 M7.0 最大震度5弱
2011/03/11 16:15 福島県沖 M6.8 最大震度4
2011/03/10 06:23 三陸沖 M6.8 最大震度4
2011/03/11 17:19 茨城県沖 M6.7 最大震度4
東北電力女川原子力発電所の外部電源3系統のうち2系統が切れたのが気がかり。
つづいて、福島の放射線測定値(単位:μSV/h)の時系列に飯館村を追加。ここは観測機器の変更が2回あり、値のジャンプが2回ある。

1地点だけに短時間のピークが8回見られる。これは散発的に放射性物質が放出されていて、たまたま風に乗って、それが通過した時に、観測値が増大していると考えられる。
風が陸側に向かって吹いているときに起きた大規模な放出は3月15日の1回だけだと思われる(福島市および飯館村の増加)。その後、大きな増加は見られない。郡山の観測点移動に伴い、郡山が福島市に近い値になっている。