[June 17, 2011 - Spirits and Souls]超越的な神の存在は、経験的に検証不可能であるため、科学の対象外となっている。しかし、"魂"は"超越的な神"ほどは簡単じゃない。というのは...
スピリット・魂
A:「人々は、科学で説明できないという理由で、スピリットや非物質的な魂の存在を否定する」
A:「しかし、定義上、それらが科学の対象外なら、科学を使って、これらの存在を証明も否定もできない」
B:「これらのスピリットや魂は現実世界に何らかの影響を与えているのかい?」
A:「もちろん」
B:「それなら、科学の対象範囲内だ」
A:「うん、それなら、スピットや魂は現実世界に相互作用してないとしよう」
B:「それなら、なんで気にする必要があるんだい」
- 魂それ自体は、超自然の存在で、科学的に検出できないという仕様でもかまわない
- 魂が自然界を観測する方法は、人間の神経系を経由しても、直接に外界を観測してもよく、それを科学的に検出されないという仕様でもかまわない
- ただし、魂が脳に干渉しない限り、魂が思ったことを、人間の肉体は表現できない。
- 魂による脳への干渉は、科学的に検出できないという仕様でもかまわない
- ただし、干渉前と干渉後で脳の状態は違っていなければならない。それは科学的に検出できなければならない。脳が思ってないけど、魂が思ったことを文字に書くためには、魂が脳にその"思い"を何らかの形で残さないといけない。脳そのものを観測していて、自然界の外側からの干渉の"結果"を見つけられないなら、何も魂は脳に作用していないことになる。
で、検出できないなら...
- 現在の技術では検出不可能
- あるいは、魂は存在するかもしれないが、脳には干渉していない
のいずれか。