[The Cellular Cosmogony by Koresh [pseud. Cyrus Reed Teed] ]
現在でも、このCellular Cosmologyを掲げている物好きがいる。
この物好きな老人Helmut Diehlのサイトには、こんな地球の図がある。
いかにも球面の外側に見えるが....
[Please, carefully look at the photo of the earth on the left, Fig. 1, then switch to Fig. 2 of the earth]
実は球面の内側である。
[Did you notice that in Fig. 1 a photo was taken of a hollow earth (demo model)?]
で、昼と夜そして太陽はどうなっているかというと...空洞の中心に天球があり、その外側を太陽が巡る。光は直進せず、曲がって進むことで、夜側から空を見上げても、昼側が見えないようになっている。
重力その他はどうにもならないが、とりあえず見た目だけの帳尻あわせらしい。どこまで本気かわからないが...
3枚目の画像を見た後に2枚目の画像に目をやると、趣き深いです。
それにしても、光が曲がって届いているという辻褄合わせは、すばらしい力技です。
よく思い付くものだと感心しました。
この様なややこしい辻褄合わせを世界観として選択するまでに、現実の「見えているままの風景」を信用しないのは面白いですね。
「当たり前と思い込んでいることを疑う姿勢」という第一歩は素晴らしいですが、その結実が大変残念で、個人的に大好きです。
かのドイツ海軍が、イギリス艦隊を撮影するために「45度上向き」にした赤外線装置を使おうとした、そうです
http://www.alpenfestung.com/ley_pseudoscience.htm
この内向き地球の外側は氷とした「氷宇宙説」を某架空戦記マンガで読んだのを思い出して、
「氷宇宙説」→「Welteislehre」と検索して上記ホームページにたどり着けました
氷宇宙説というのも、とても面白いですね。
ブログを拝見していて、次から次へとユニークな奇説が出て来る事に興奮します。
内向きの地球説が出たら、当然「じゃあ外側はどうなっているの」という難問に当たりますが、そこからどうして「氷がある」という考えに至ったのか興味深いですね。
今だと、地中深く掘り進めば温度が上がってゆくという事が広く知られているので、出てこない発想だと思います。面白いです。