
昨日(2011/08/08)は7月前半よりも気温低めにもかかわらず、この夏の最大需要の記録を更新している。(赤点でちょっと飛び出してるやつ)
東北電力は新潟・福島豪雨により、新潟県、福島県の水力発電所が被害を受け、第二沼沢発電所の45万kWをはじめ、約100万kWの供給力が減少している。この他に、東北電力管内では、合計340万kWの火力発電機がダウン中。
- 仙台火力4号機 44.6万kW (1,2,3号機は老朽化して廃止)
- 新仙台火力1号機 35万kW (長期計画停止中)
- 新仙台火力2号機 60万kW
- 原町火力1号機 100万kW
- 原町火力2号機 100万kW
7月前半は気温が高め推移したものの、台風などにより8月の初めまでは低め推移で、需要も落ち着いていた。しかし、ここ数日は気温が上昇し、水力発電のダウンとあいまって需給バランスが厳しくなってきている。

このため、2011/08/09は東京電力から最大110万kWの融通を受ける。