

8月は昨年よりは気温低めに推移したこともあり、なんとか乗り切っている。平日と土日を見ると、平日はかなり節電されているが、土日はそうでもない。これは、自主的輪番創業で平日休んで土日操業している企業の存在および、一般家庭があまり節電していないことが理由として考えられる。7月の販売実績から見ても、一般家庭・小規模需要家は気温の違いを除外すれば、あまり節電していないように見える(節電の気合いと行動はあったかもしれないが、結果は大したものではない)。
節電命令と、4か月程度の間に東電が行った復旧・再起動・新設の効果は大きい。
- 津波被害を受けた広野火力発電所1〜5号機(380万kW)を6月15日から7月16日かけて運転再開
- 地震被害を受けた常陸那珂火力発電所1号機(100万kW)を5月15日に運転再開(ただし一部施設未復旧につき40%出力)
- 地震被害を受けた鹿島火力発電所2,3,5,6号機(320万kW)を4月20日までに運転再開
- 京浜地区の火力発電所(千葉火力2号1軸, 横浜火力8号4軸, 大井火力2,3号機, 五井火力4号機, 東扇島火力1号機)の運転再開(4月8日までに)
- 横須賀火力(3,4号機, 1,2号GT)(87万kW)の再起動(7月6日までに)
- 緊急電源170万kWの設置
つづいて、東北電力管内の電力需要(時別最大)と仙台の日平均気温のグラフも更新した。


仙台火力・新仙台火力・原町火力・女川原子力・水力発電の半分が失われた状況で、東電から100万kW以上を融通してもらって、なんとか乗り切っている。
なお、東電と違って、ダメージが大きかったのか、戦力があまりないのか、仙台火力・新仙台火力は来夏復旧目標。原町火力は避難準備区域にあるため手がついていない。

