利益相反(Conflict of Interest)と医療製薬
一昨年(2009年)、Alicia Whiteによる健康関連新聞記事の読み方を取りあげた。
==>健康関連新聞記事の読み方 by Alicia White (2009/09/19)
その中で、Alicia Whiteはこんなことにも注目すべきと書いている。
[Dr Alicia White: "How to read health news"]金融機関・投資情報などでも登場するが、主として医療製薬研究関連で登場するキーワード「利益相反(Conflic of Interest)」に注意すべきと言っている。学術論文では、この利益相反を明記することが義務となっている。
健康関連新聞記事の読み方
Who paid for and conducted the study?
This is a somewhat cynical point, but one that’s worth making. The majority of trials today are funded by manufacturers of the product being tested – be it a drug, vitamin cream or foodstuff. This means they have a vested interest in the results of the trial, which can potentially affect what the researchers find and report in all sorts of conscious and unconscious ways. This is not to say that all manufacturer-sponsored trials are unreliable. Many are very good. However, it’s worth seeing who funded the study to sniff out a potential conflict of interest.
研究資金の出所はどこか?
これはちょっとシニカルなポイントだが、考える意味がある。今日の実験の多くは、検証対象となる薬剤やビタミンクリームや食品材料などの製品の製造業者の資金で実施される。これは製造業者が実験結果に利害関係があり、このことが意識的あるいは無意識的に研究が発見し報告する内容に影響を与える可能性があることを意味する。これは製造業者の資金による研究が信頼できないというのではない。多くはちゃんとしたものだ。しかし、利益相反の可能性ががないか見るには、資金提供者が誰であるか知っておく必要がある。
ただ、薬剤効果研究では常に利益相反が問題となっており、一昨年にBMJが企画記事を掲載している。
- 製薬会社自身による薬剤効果の検証は利益相反となるか(1/3) Ben Golacre (2010/01/23)
- 製薬会社自身による薬剤効果の検証は利益相反となるか(2/3) Vincent Lawton (2010/01/27)
- 製薬会社自身による薬剤効果の検証は利益相反となるか(3/3) Rapid Resoponsesから" (2010/01/29)
「MMRワクチンと自閉症に関連がある」とするフェイクな研究を行ったAndrew Wakefieldも、「子供たちがMMRワクチンによって被害を受けたと主張した両親たちの代理をしている弁護士に助言をしていたことをLancetに明らかにしなかった」という不正行為をしたことでも告発されている。
==>「自閉症とMMRワクチンの関連を示す」論文をめぐって (2009/02/10)
バズビーと利益相反
2011/09/19にDr. Christopher Busbyが語る動画がYouTubeにポストされた。
==>Chris Busby on radioactivity displacing supplements
2011/09/22時点では、Christopher Busby Foundation for the Children of Fukushima (バズビー財団)サイトに、これの字幕バージョンが埋め込まれている。
注目点は既に、@niigatamamaさんが訳をツイーとしていて...
[Togtter 不思議のラボのバズビー by joejoeu]
「ストロンチウムとウラニウムが吸着できないようにするカルシウムタブレット」の販売について、「日本政府が南の方に放射性廃棄物を廃棄しようとしているのは、汚染されていない南の地域を汚染して」や、東京方面もひどく汚染されているといった発言が、その市場を最大限拡大する効果を持っている。自らが公認したCBFCFについて何らかのfinancial interestがあれば、これは利益相反(Conflict of Interest)となる。
その場合は、Dr. Christopher Busby自身および彼がScientific SecretaryをつとめるECRRは、放射線量測定や低線量被曝などについて発表するときには、利益相反となっていることを明記すべきである。
タグ:Quackery
先日、お電話しましたが、いらっしゃらなかったので、こちらから失礼します。
どうして、穴達グループは、そんなに、クリス・バズビーを怖がっているんですか?
クリス・バズビーだけではなく、放射能を除去可能なものや、体内被曝がばれてしまう物や人のすべてを攻撃していますよね。
でも、もう、私たち、日本人は、気が付いてきていますよ。
あなたの態度が、東電がらみだって言う事を。
現在、CBFCFは、野尻さんも訴訟対象に考えていますよ。
あなたが、そうやって、嘘を公表することにより多くの子供達が病にかかり、亡くなって行きます。
もう、そろそろ、そういう事実に気がついたほうがよいのではないですか?
国民は、そろそろ、あなた達グループには、誰がいるのかという事や、誰にいわれて放射能から子供たちを救う為のもの、すべてを邪魔するのかも、すべて、知っています。
事実を事実として公表するのであれば、問題がなくても、すべてを曲げて作り話を公表し、その言葉を信じて子供達が病にかかった場合の責任は、誰が取るのでしょうか?因果関係がないと言いますか?
それで、良心は痛みませんか?
私たちグループは、政府や東電・警察・気象庁・消費者庁・国民生活センターがおこなってきた事実をウイキりークスに送っています。
CBFCFの理事たちの中には、ウイキりークスのオーナーを知っているものがいました。
多くの日本人は勿論のこと、海外の方たちも、日本の子供達を救う為に、何ひとつ、偽りなく行動しているのに、経済産業省から天下りした東電の社員達が、警察で、CBFCFの理事たちや、名古屋の武田教授や広瀬さんや山本太郎さんなどを、偽の罪をきせて逮捕しろという連絡を取り合っている証拠も、すべて、ウイキりークスに送っています。
もう、そろそろ、子供達のことを真剣に考えてくれてもよいのではないですか?
日本は、いつから、こんなに恐ろしい女性が、普通の顔をして生きていける国になったのでしょうか?
私たちグループは、野尻さんが、子供の死をなんとも思わない、子供達を食べる山姥に見えます。
そういう人って、本当にいたんですね。
でも、それって、結局、愛情をうけずに育ってしまった人という事ですよね。
そして、子供達に愛情をそそぐ事が出来ない。というトラウマができてしまった哀れなかわいそうなひとが、昔からいたんですね。そういう人が、山姥としてかたり継がれたんでしょうね。
でも、このまま、あなた達をほおっておくことはできません。
全面的な訴訟の準備をしています。
今後、子供達が将来病になるような嘘をつくことはやめていただきたいと思います。
最後に、福島の子供ネットワークの一部の方々も、経済産業省や東電からお金をもらっている、あなた達のグループですよね。
それも、内部に詳しい人から聞きました。
あなた達の事については、あなた達の内部の方が、情報を教えてくださいます。
あなた達の目に余るおこないに、嫌気がさしている大勢の人たちがいるのですよ。
もう少し、国や子供たちや地球の事を考えてください。