一般家庭は気温に、業務用は経済活動と気温に依存しているため、電灯・電力と特定需要家では季節性などが異なる。曜日効果や降水量など様々な条件が絡んでいるが、それらを無視してラフに見てみると、一般家庭・小規模ではあまり節電されていないように見える。
2005年〜2011年の7月の東電管内需要(電灯のみ〜主として一般家庭)と8月の東京月平均気温を見てみると...
それなりに節約されている。2011年7月の需要が小さくなっているようには見えなかったが、8月はかなり違っていた。
なお、特定需要家の検針は月末に行われていると思われるが、一般家庭の検針はだらだらと月始〜月末に行われる。特に補正などせずに発表されている場合は、実際には平均的に見ると7月半ば〜8月半ばの需要を見ていることになる。