2011/10/26

導管体に使うつもりだったのかな?

CompaniesHouse.Gov.UKでバズビーのGreen Auditを調べると2002年の登記時点から休眠会社だった。

==>バズビーとGreen Audit (2011/10/24)

で、CompaniesHouse.Gov.UKに登録されているGreen Auditの"Current Appointments Report"をみたところ、拠点1個でDr. Chris BusbyがDirectorで、あと4名がいる。
CurrentAppointements2011app.png
この人数はGreen Auditのページに書かれている"Other researchers with Green Audit presently include Dr Paul Dorfman and Mr Richard Bramhall, Mireille de Messieres, Saoirse Morgan."の4人と一致する。小企業ではなく、休眠会社として毎年届け出がなされているので、法人としてのGreen Auditが、この4人に給与を支払っている可能性は小さい。

登記時点では、設立目的として、経営者や従業員への年金・退職金・給与・賞与の支給も挙げられていたが、手続き上そう書いただけで、実体はなさそう。
GreenAuditCert.png

一方、Green Auditは2002年に登記される前の1992年から存在しており、登記前は個人の集まりとして活動していたはず。
Green Audit was founded in 1992 as an environmental consultancy and review organisation with the aim of monitoring the performance of companies and organizations whose activities might threaten the environment and the health of citizens.

[What is Green Audit? on Green Audit]
それでうまくいっていれば、休眠法人"Green Audit"は法人としての取引が必要なとき以外は使われることはなさそう(個人の集まりである"Green Audit"への導管体(Conduit)としての休眠法人"Green Audit")。

ただ、導管体といっても、寄付金受付は想定していないようだ。というのはDr. Chris Busbyは寄付金を受け付けているLLRCを"Privte Limited Company by Guarantee"というNPOが使う形式で設立しているからだ。
llrc_plcg.png

posted by Kumicit at 2011/10/26 07:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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