2011/11/01

ラドンガス in UK (つづき)

一昨日のつづき...

WHOによれば...
同様の研究の結果から、非喫煙者が 0Bq/m3、100Bq/m3、400Bq/m3のラドン濃度に被曝すると、75 歳までの肺癌の発生率は 1000 人に対しそれぞれ 4 人、5 人そして7人程度である。しかしながら、喫煙者の場合は肺癌の発生率はその 25 倍、つまり 1000 人に対してそれぞれ 100、120 人、160 人となる。ラドン誘発性肺癌症例のほとんどは喫煙者に発生している。

[概要書(ファクトシート) No.291 2005 年 6 月 ラドンと癌 on WHO]
英国は室内ラドンについて、一般住宅200Bq/m3, 職場400Bq/m3を基準としているが、他も同様ようである。
ほとんどの国では 200〜400Bq/m3の室内ラドン濃度を、限界濃度または基準濃度として許容しており、それを超えると家庭内での濃度を下げるための対応策をとることになっている。これよりも高い限界濃度や低い限界濃度を選んでいる国々もある。一般的には、限界濃度は、許容可能な危険性についての概念に基づいて選択される。つまり、他の日常的に見られる一般的な危険性と同様の健康危害しか人々にもたらさないと考えられる濃度なのである。

[概要書(ファクトシート) No.291 2005 年 6 月 ラドンと癌 on WHO]
で、日本はわりと室内ラドンは少ない方である。
worldInDoor_csbsju.gif
[World Map - Indoor Radon Concentration on The Minnesota Radon Project on College of Saint Benedict & Saint John's University]
atomicaRadon03.gif
[ラドン(自然環境中の放射線源) (08-01-03-12) on Atomica]
英国は日本よりラドンは多い。地域的にはウェールズやイングランド西端が多く、イングランド東部は少ない。
mapRadonEW.gif[Radon Maps of England and Wales in Health Protection Agency]


Dr. Christopher BusbyのECRR: 2010 Recommendations of the European Committee on Radiation Riskは例によってICRPの2倍程度のリスクをラドンについて見積もっている。とはいえ、大した危険性ではないらしく、Dr. Christopher Busbyはイングランド東部へ引っ越すこともなく、ウェールズのAberystwythに住んでいる


posted by Kumicit at 2011/11/01 07:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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