2011/11/19

ラドンとタバコ

米国の肺癌の要因の第1位は煙草、第2位は屋内ラドンである。これらは独立な要因ではなく、米国環境省(EPA)の提示する屋内ラドンのリスクによれば、相乗効果で喫煙者狙い撃ち...

ラドンレベル喫煙者1000名のうち生涯の肺癌リスク非喫煙者1000名のうち生涯の肺癌リスク
20 pCi/L
(740Bq/m3)
260
(溺死の250倍)
36
(溺死の35倍)
10 pCi/L
(370Bq/m3)
150
(自宅で焼死の200倍)
18
(自宅で焼死の20倍)
8 pCi/L
(296Bq/m3)
120
(転落死の30倍)
15
(転落死の4倍)
4 pCi/L
(148Bq/m3)
62
(交通事故死の5倍)
7
(交通事故)
2 pCi/L
(74Bq/m3)
32
(毒物死の6倍)
4
(毒物死)
1.3 pCi/L
(38Bq/m3)
20
2
0.4 pCi/L
(15Bq/m3)
3


[A Citizen's Guide to Radon by EPA]
米国で安心して煙草を続けるためにはラドン検査、要対策基は4pCi/L(148Bq/m3)以上だったら、認定業者によるラドン対策工事が不可欠である。

なお、このようなリスクを見て、ラドン検査をきっかけとして禁煙する人がいるかというと、かなり少数派。また、禁煙に誘導するようなパンフレットを検査結果に添付しても特に効果があるという結果は得られていない。
Eligible homes (n = 714) were randomised to receive:
(1) the Environmental Protection Agency's (EPA's) "A citizen's guide to radon"; (米国環境省のガイド)
(2) a specially developed pamphlet; or (禁煙に誘導するパンフレット)
(3) that pamphlet plus brief telephone counselling.(さらに電話相談つき)
RadonTobacco.png
[E. Lichtenstein, J. Andrews, M. Lee, R. Glasgow, and S. Hampson: "Using radon risk to motivate smoking reduction: evaluation of written materials and brief telephone counselling", Tob Control. 2000 September; 9(3): 320?326. doi: 10.1136/tc.9.3.320]

posted by Kumicit at 2011/11/19 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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