2011/11/24

日本のラドン

日本の屋内ラドン濃度マップとしては、2004年7月の放医研によるものがある。
RadonMap_200407_nirs.jpg
[新刊紹介:我が国の自然放射線線量地図
「全国屋内ラドン濃度マッピング」
(2007/04) on 放医研]

それなりに欠落が多いが、おおよその状況はわかる。30Bq/m3以上の領域は、中部地方から瀬戸内海沿岸にかけて広く散在している。

ちなみに、英国をみておくと、屋内ラドン濃度100Bq/m3以上の領域もあり、それなりに25〜50および50〜100Bq/m3の領域もある。
RadonMeanUK.gif
[ARCHIVE: Key Facts about: Radioactivity on DEFRA]

英国基準200Bq/m3を超えている住宅の比率はこの程度:
RadonPercentUK.gif
[ARCHIVE: e-Digest Statistics about: Radioactivity on DEFRA]

とすると、日本の30Bq/m3以上の領域でも、数パーセント程度の住宅が住宅は英国基準200Bq/m3を超えているかもしれない。


posted by Kumicit at 2011/11/24 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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