2011/11/23

ウェールズ人も似たようなものだという気がしてくる

The GuardianがBusbyとRyan基金を取り上げた件に関して、記事の執筆者George Monbiotがhe Guardianのブログに補足情報を書いている。その中で、Busbyへの電話インタビューについて、次のように書いている。
When I phoned Busby to ask him some questions about these issues, his responses were less than enlightening. He began as follows: "You can fuck off frankly."

私がBusbyに電話して、これらの問題について幾つか質問したとき、彼の応えはひどいものだった。Busbyはまずこう言った「うせろ」

When I asked him what his involvement was with the Christopher Busby Foundation for the Children of Fukushima, he told me: "I think you can fuck off. I'm not going to answer your questions." When I asked whether the products being sold in his name are snakeoil, he responded: "Of course it's not snakeoil you fuckwit".

私がCBFCFへの関与について聞いたところ、Busbyは「うせろ、答えるつもりはない」と言った。Busbyの名前で販売されている製品はsnakeoil(いんちき薬品)なのか聞いたところ、「もちろん、そうじゃない。このボケが」と答えた。

Busby answered some of my questions but put the phone down on me before I could ask what I considered to be the key points. These are:

Busbyは幾つか私の質問に答えると、私が重要な点と考えていことを質問する前に電話を切ってしまった。聞こうとしていたのは:

- Are you receiving money from the sale of these products and services?
 製品やサービスの販売の収益を受け取っているのか?

- Have the pills being sold in your name been subjected to a randomised controlled trial to test their efficacy?
 Busbyの名前で販売されている錠剤は、ランダム化対照実験で効果を確かめたのか?

- Are the tests being sold audited by external assessors?
 外部評価者による監査を受けたうえで検査サービスを販売しているのか?

- Do you draw money out of the Green Audit account for your own use?
 Busbyの個人的用途でGreen Auditからお金を引き出すことがあるのか?


When I emailed these questions and others to him he sent me, "as my response to your questions" a summary of the proceedings of a conference that took place in 2009. Given that this was held before the Fukushima disaster, and before he started promoting pills and tests to the people of Japan, it was hard to see the relevance of this answer. No other response from him has been forthcoming.

私がこれらの質問をメールですると、彼は「質問に対する回答として」2009年に開催されたコンファレンスのプロシーディングの要旨を送ってきた。このコンファレンスは福島原発事故の前、日本の人々へ錠剤や検査を宣伝を始める前に開催されたものであり、質問とは何の関係も見いだせない。その後、彼からの反応はない。

[George Monbiot: "Christopher Busby's wild claims hurt green movement and Green party" (2011/11/22) on George Monbiot's Blog on The Guardian]
インテリジェントデザインの本山たるDiscovery Instituteの別プロジェクトBioethicsのWesley J Smithが敵とみなしていることからもわかるように、George Monbiotは環境保護主義者として有名である。そのようなGeorge Monbiotに対して、Dr. Busbyが"fuck"を連発するのには理由がある。

既に春からGeorge MonbiotとDr. Busbyは戦闘を続けている。George Monbiotは特に地球温暖化Alarmistとして知られており、2011/03/11の福島第一原発の事故により、原発に対してニュートラルから支持に転じている。

==>George Monbiot: "Why Fukushima made me stop worrying and love nuclear power" (2011/03/21) on The Guardian

Dr. Busbyはこの記事を攻撃している。

==>Chris Busby: "What’s the Nuclear Energy For, George?" (2011/06/20) on CounterPunch

コラムニストであるGeorge Monbiotの文章と違って、表現は強め。

それはさておき、この戦いから数か月後の電話会話でのDr. Busbyのfuck連発を見ると、「日本人って議論で対立すると人格否定までするから困ったもんだよね」とか「日本人が議論ベタなのは議論上の意見とその人の人格を一体化したがる傾向」と言われているけど、ウェールズ人も似たようなものだという気がしてくる。
posted by Kumicit at 2011/11/23 13:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本筋外ですが、バズビーさんはご自宅はウェールズにあっても民族的「ウェールズ人」ではないかも。。。(「バズビー」はイングリッシュの名字のように思います。)

喋り方から判断すると、どうやら元々仲良くなさそうな感じですね。
Posted by nofrills at 2011/11/24 00:53
Posted by Kumicit 管理者コメント at 2011/11/25 22:46
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