、2/13、原子炉圧力容器底部温度を監視している計器の調査を実施。調査の結果、直流抵抗値が通常時と比較して高いことから断線の可能性が考えられ、その後、当該計器の健全性について最終的に評価した結果、当該計器は故障していたものと判断。TE-2-3-69H1は2月13日15:00に285.4℃に急上昇し、2月16日11:00に9.1℃に急降下し、2月17日9:00には-3.0℃を示して、もはや有意味な数字を出さなくなっている。
[福島第一原子力発電所の状況 (2012/02/17) on 東京電力]
[福島第一原子力発電所2号機 原子炉圧力容器下部(底部ヘッド上部/支持スカートジャンクション上部)温度(参考値)) (2012/02/17) on 東京電力]
なお、TE-2-3-69H1の下方にあり、同様に不安定な数字を出しているTE-2-3-69F1も壊れて、怪しい温度を示すようになると思われる。
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