2005年7月30日 そこそこムーな有償サイトUnexplained Earthの無償記事「The Fantastic Creatures of Angkor」に、ステゴサウルスのように見える彫刻の画像が掲載されていた。
After wandering through the temple and marveling at the twisting fig trees for over an hour, I finally located the glyph I was searching for near the exit to the complex. Before me, enclosed in a round circle, was a clear depiction of what could only be a stegosaurus.
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A more mundane explanation for the carving found at Angkor is of course that the Khmer unearthed the fossilized remains of a stegosaurus 800 years ago and it was these fossils that prompted the carving. Unfortunately we will probably never know what the real motivation was for showcasing this fascinating monster.
寺院を通ってぶらついて、ねじれているいちじくの木に1時間以上驚嘆した後、ついに私は密林の出口近くで探してた彫刻のところに着いた。私の前に、円で囲まれたステゴサウルスとしかいいようのない描写があった。
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アンコールで見つかった彫刻についてのもっとありふれた説明はもちろん、クメール人が800年前にステゴサウルスの化石化した残骸を発掘したということでしょう。そして、それは彫刻をしたくなるような化石だったのでしょう。残念ながら、私たちにはおそらく、この魅力的な怪物を彫刻として残そうとした本当の動機が何であったかについて、決してわからないでしょう。
ステゴサウルス科[wiki]には、北米のステゴサウルス[wiki]やタンザニアのケントロサウルス[wiki]やヨーロッパのレクソヴィサウルス[wiki]や中国大陸揚子江支流のトゥオジャンゴサウルス[wiki]などがある。カンボジア方面で化石が絶対見つからないとはいえないが、そこそこ原型をとどめた形でないと、再現できないだろう。
こういうネタに喜んで飛びつくのが、あやしいネタを好む創造論サイト。あるいは創造論も取り扱っているトンデモ系サイト。
Carl Baughはレプリカ展示
創造論者Carl Baughは自らの運営するCreation Evidence Musiumにレプリカを展示している。
==>レプリカ
もちろん、このようなネタを扱うのが好きなCarl Baughなので、Ken Ham主宰の若い地球の創造論サイトAnswers in Genesisは:
We are sorry to say that, while AiG thinks he’s well meaning, Baugh unfortunately uses a lot of material that is not sound scientifically. So we advise against relying on any “evidence” he provides unless supported by creationist organizations with reputations for biblical and scientific rigor.と評している。
残念ながら、Baughは善意の人だと思うが、科学的に正しくない素材を多く使っている。従って、我々は聖書的にも科学的にも厳格だと評せられる創造論者団体が支持しない限り、Baughが提示するいかなる証拠も信用すべきではないと考える。
足跡が好きなBible.Caは現地へ
恐竜と人類の足跡とか、とにかく恐竜と人類が同時代に存在したネタなら何でも大好きなBible.Caは、カンボジアで、デジカメ撮影。
==> http://www.bible.ca/tracks/tracks-cambodia.htm
こっちは、The Fantastic Creatures of Angkorと違って、そこそこ位置関係がわかるようになっている。
なお、一見、トゲがなければカバっぽいし、尻尾にもトゲが有るので装飾だろうという批判をすぐに思いつく。これに対して、Bible.Caでは、子どもたちによるうろ覚えなステゴサウルスの絵を例に、十分に正確だと主張している。
あまり相手にされていないネタ
このカンボジアのステゴサウルスというネタは、著名な若い地球の創造論サイトAnswers in GenesisやInstitute for Creation Reseaerchは無視。もちろん、古い地球の創造論サイトReasons to Believeも無視。
批判サイドにあるSkeptic DictinaryやPanda's ThumbやTalkOrigins.Orgなども無視。
なんといっても、反進化論者たち得意の「化石証拠がない」ので、トンデモ系でないと扱えないネタ...

