2012/03/11

「地球と宇宙を探求する方法がひとつしかないという仮定に挑戦してきた」STS

歴史学者/STS学者Sharon Traweekは自らの研究分野について、次のように書いている。
Over the last twenty-five years our work has come to be read as authoritative, we have come to be seen as experts, and the fields of inquiry we launched have been situated in the curriculum for the next generation. We have challenged the assumption that patients, clients, and users have no useful knowledge. We have challenged the assumption that there is only one way of doing things right, that there is only one way to investigate our social worlds or to investigate the earth and the universe where we live. We have challenged some fundamental assumptions about the way knowledge is crafted.

過去25年間、我々の業績は権威として読まれるようになり、我々は専門家として見られるようになり、我々が立ち上げた探求分野は次世代のカリキュラムに位置するようになった。我々は、患者やクライアントやユーザが有益な知識持っていないという仮定に挑戦してきた。我々は、正しいことをやる方法が一つしかないという仮定や、社会的世界の探求方法あるいは我々が住む地球と宇宙を探求する方法がひとつしかないという仮定に挑戦してきた。我々は知識が構築される方法についての根本的仮定に挑戦してきた。


[Sharon Traweek:"WARNING SIGNS: Acting on Images" , 1999, via Norman Levitt ]
これが書かれた1999年から6年後の、2005年にSTS学者Steve Fullerが方法論的自然主義を拒否しインテリジェントデザインを支援している。1987年頃から存在するインテリジェントデザイン運動そのものは、過去25年にわたり、科学の原則たる方法論的自然主義に挑戦し続けている。Prof. Sharon Traweekが認識しているかどうかはわからないが、インテリジェントデザイン運動も「我々」に入っていると言っていいかもしれない。


posted by Kumicit at 2012/03/11 11:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | ID: General | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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