2012/05/25

ダッチオークションの解説図 by Warwick

自由化された電力取引市場の形式は大失敗したカリフォルニアも、なんとか乗り切っているテキサスも、伝統あるPJMも基本的には同様。入札における価格決定について、普通はGeneration Stackの形式で解説されるのだが...


電力自由化の一般向け解説を見てたら...
PrimerDuchAuctionFig.png

Figure 6.3. ダッチオークションの例。発電会社が6つあって、一日前市場に電力を売ろうとしているという単純な市場を考える。電力取引所(Power Exchange)は6つの発電会社(producer)から、[5000MW × 0¢/kWh] 〜 [4000MW × 3 ¢/kWh]の入札を受ける(本来の入札はMW単位)。合計で215000MWが入札されたが、需要が125000Mである。125000MWの需要には、4つめの入札で間に合うが、4つめの入札は全量が必要なわけではない。そして、この4つめの入札価格 2¢/kWhで市場価格が確定する。落札した発電会社は入札価格によらず、この市場価格で受け取る。結果として、一つめの発電会社は5000MWを0¢/kWhで入札したが、2¢/kWh (20$/MWh)を受け取る。

[W.M. Warwick: "A Primer on Electric Utilities, Deregulation, and Restructuring of U.S. Electricity Markets", 2000/2002]
価格決定方式の解説だとこれで十分かも。
posted by Kumicit at 2012/05/25 09:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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