2006/11/25

デジャヴ

2003年に出版されたTerens Hines: "Pseudoscience and the Paranormal" (2nd Edition)の、Erich Von Dänikenを扱った章(p.306)に次のような記述がある(強調はKumicitによる):
Von Däniken(1970) tell us that the primitive Egyptians couldn't possibly have built the pyramids by themselves. The entire culture of ancient Egypt "appears suddenly and without transition with a fantanstic ready made civilization" (p.95). Certainly the Egyptians couldn't have evolved such an advanced culture so rapidly; it must have been due to infusions of advanced knowledge from extraterrestrial visitors.

フォン・デニケン(1970)は、原始的なエジプト人はおそらく彼ら自身ではピラミッドを建設できなかったかもしれないと言う。古代エジプトのすべての文化は「ファンタジックなレディメイドの文明とともに、中間形態なしに、突如出現した」(p.95)。確かに、エジプト人たちはかくも速やかに進んだ文化を進化させられなかった。地球外からの訪問者からの進んだ知識の注入によるものに違いない。

Erich Von Däniken:, "Chariots of Gods", 1970
1970年の宇宙人ネタなデニケンなのだが、どこかで聞いたような気がする...と思ったら:
Intelligent agents can rapidly infuse large amounts of genetic information into the biosphere , reflected in the fossil record as the abrupt appearance of novel fossil forms without similar precursors.

類似した先行種のない新しい化石が突如出現したことに反映されるようにインテリジェントエージェントは大量の遺伝情報を速やかに生物圏に供給できる。
[Casey Luskin: "Human Origins", 2004](強調はKumicitによる)
そう、インテリジェントデザインの本山たるDiscovery InstituteのCasey Luskinが、"突如の出現"とか"注入(infure)"とか、そっくりなことを2004年に言っていた。

さらに:
Cosmological fine-tuning for the existence of life is so well established that it is essentially beyond question at this point, unless one is willing to put blind faith in wildly-fantastic speculation about an infinitude of in-principle undetectable alternative universes. A huge amount of complex, specified information was clearly infused into the origin-of-the-universe process.

無限の原理的に検出不能な別宇宙についての、むやみにファンタスティックな憶測への盲目の信仰を求めない限り、生命が存在するようにファインチューニングされた宇宙は疑いなく確立されている。宇宙の起源の過程で明らかに膨大な量の複雑で指定された情報が吹き込まれた。

GilDodgen: "Design Intervention, Information, and the Nature of Time" (2006/7/8) on Uncommon Descent(強調はKumicitによる)
というのものある。

なんというか、無理やりにも科学で説明できないことがあると言った上で、それはデザイナーとせいだと言うか、宇宙人のせいだと言うのかの違いだけ。デニケンとインテリジェントデザイン運動は同類だと言ってしまえば、それだけのことではあるが。

タグ:id理論 DI
posted by Kumicit at 2006/11/25 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | DiscoveryInstitute | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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