2012/10/13

ジンバブエ法相 on ウィッチクラフト&ウィッチハンティング

サハラ以南のアフリカには、ウィッチクラフト及びウィッチハンティングが広まっている。そんな国のひとつであるジンバブエで、伝統的な知識や医学を保護することを意図するスワコプムンド議定書批准についての議論で、法相がウィッチハンティングを容認するかのような発言をしたとの報道があった。しかし...
The minister [Justice and Legal Affairs Minister Patrick Chinamasa] said this yesterday in the Senate while responding to inquiries from Mutasa-Nyanga Senator Patrick Chitaka (MDC-T) who had asked why the Government was not repealing the Witchcraft and Suppression Act considering that the practice was rampant in the African culture.

The question was posed when Minister Chinamasa was steering for the ratification of a Swakopmund Protocol that seeks to protect traditional knowledge and medicine.

The minister said the Witchcraft and Suppression Act was repealed a long time ago and replaced by the Criminal Codification and Reform Act.

"Clearly if you point out that someone was a witch, it is defamatory.

"But if you can prove it that someone was found with a human hand that is enough proof," he said.

"If you can open a grave and eat its contents, that's enough proof."

Minister Chinamasa said witchcraft allegations have in the past divided families.

Hardworking and wealthier families, he said, have usually been the target of such allegations.

The usual allegations, he said, were that these wealthier families were using poor families to work in their fields at night.

"If you can prove that, then it is witchcraft.

"But witchcraft is not the wisdom we want to protect.

"That power to make supernatural powers to cause harm to others is not what we want to protect under traditional medical knowledge," he said.

昨日(2012/19/10)、Patrick Chinamasa法相は、Mutasa-Nyangaの上院議員Patrick Chitakaからの「政府が、アフリカ文化で盛んに行われるウィッチクラフトを禁じる"Witchcraft and Suppression Act(ウィッチクラフト規制法)"を撤廃しない理由」についての質問で述べた。この質問は、アフリカの伝統的な知識や医学を保護することを意図するスワコプムンド議定書の批准のための審議においてなされた。

法相はウィッチクラフト規制法は既に廃止されており、"Criminal Codification and Reform Act(刑事成文法及び改革法)"が制定されていると述べた。

「誰かがウィッチだと指摘することは、名誉棄損である。しかし、誰かが人間の手首を持っていることを証明できれば、十分な証拠になるだろう。墓を暴いて埋められたものを食べたなら、十分な証拠になるだろう。

「ウィッチクラフト嫌疑は、かつて家族を引き裂いた。よく働き豊かな家族が、そのような嫌疑の対象となった。よくある嫌疑は、豊かな家族が、貧しい人々を夜間に自分の農場で働かせているというものだった。

「それを証明できるなら、それはウィッチクラフトである。しかし、ウィッチクラフトは議定書では保護されない。超自然の力で誰かに害を及ぼすことは、伝統的医療知識のなもとに、保護したいものではない」と法相は述べた。
...
[Zimbabwe: Govt Will Not Protect People Who Use Witchcraft - Chinamasa (2012/10/11) on The Herald/All Africa]
ウィッチクラフトは保護対象ではなく、またウィッチハンティングについても、証拠を示さない限り、名誉棄損行為であると法相は述べている。

「墓を暴いて死骸を喰らう」ような行為が行われたことが証明される場合を除いて、ウィッチクラフト行為だと判定して、罪を問うことはできないと述べて、ウィッチクラフトが保護対象とならないことは、ウィッチハンティングを容認するものではないとの立場を表明したようである。

いまのところ、サハラ砂漠以南のアフリカで、政府が主導するウィッチハンティングが行われた例は、ガンビアのみである。


posted by Kumicit at 2012/10/13 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Quackery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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