1995年1月17日の兵庫県南部地震(M7.3)のあとの地震回数は急速に減衰している。
現在とは観測網が違っているので直接比較できないが、1944年12月7日の東南海地震(MW8.1-8.2)のあと及び、1946年12月21日の昭和南海地震(MW8.1-8.4)のあとも、わりと急速に地震回数は減衰している。
それに対して、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(MW9.0)のあとは、1年半以上経過しても地震回数が以前の水準にもどっていない。地震観測網が整備されて以降の大地震の中では、かなり別格な規模のようである。