2013/02/26

アリゾナ州上院の反進化論州法案が廃案

米国の進化論教育を守るNCSEによれば、アリゾナ州上院の反進化論州法案が、州上院委員会の期限切れで廃案になった。
Arizona's Senate Bill 1213 died on February 22, 2013, when the deadline for Senate bills to be heard in their Senate committees passed. A typical instance of the "academic freedom" strategy for undermining the integrity of science education, SB 1213 specifically targeted "biological evolution, the chemical origins of life, global warming[,] and human cloning" as supposedly controversial. Unusually, however, a sponsor of the bill, Judy Burges (R-District 22), told the Arizona Star (February 5, 2013) that climate science was her primary concern, complaining of imbalance in the presentation of climate change

アリゾナ州上院のSB1213が2013年2月22日に、州上院州法案の公聴会の期限が過ぎて廃案となった。理科教育の完全性を損なう典型的な「学問の自由」の例であるSB 1213は、特に「生物進化と生命の化学起源と地球温暖化とヒトクローン」を論争となっているものとして標的にしていた。しかし、いつものように、提案者である共和党District 22選出のJudy Burges州上院議員はArizona Starに気候科学は自分の主たる関心事であるとして、気候変動の提示の不公平に苦情を述べた。

[Antiscience bill dies in Arizona (2013/02/25) on NCSE]
アリゾナ州での反化論州法案の提案は10年ぶりであり、主たる関心事も気候変動のようである。文言はDiscovery Instituteのモデル州法案ベースだが、生物進化と生命の化学起源はもののついでのようだ。



現在、有効な反進化論州法および相当品は次の3個:


2013年の反進化論州法案:



2013年の反進化論州法案のうち、廃案・先送り・提案断念・棚上げは:




2012年の反進化論州法案は廃案もしくは先送り:

2011年の反進化論州法案は廃案もしくは先送り:

2010年の反進化論州法案はすべて廃案:
2009年の反進化論州法案はすべて廃案:

2008年の反進化論州法案のうち以下が廃案:
posted by Kumicit at 2013/02/26 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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