UPIのOdd Newsブログが「ポーの法則」ネタ「自由の女神を強制送還せよ」を拾ったようだ。
Ishita Srivastava, producer of the video, says she was surprised how successful the satire was at making people "almost believe" the Deport the Statue campaign. It's a fine example of Poe's Law, which holds that on the Internet, it can be impossible to tell the difference between sincere extremism and a parody of extremism.
Even so, most people on Twitter get the joke, with one user joking, "Ship her back to France before she has an anchor baby."
Srivastava produced the video for human rights organization Breakthrough, which aims to "break through" the immigration debate with humor.
動画の制作者Ishita Srivastavaは、風刺動画が人々に自由の女神強制送還運動の実在を「おおよそ信じさせた」ことに驚いていると言う。これは「ネット上で、真剣な過激主義と、過激主義のパロディを識別できない」というポーの法則の例だろう。
とはいえ、Twitter上のほとんどの人々はジョークと受けとり、さらに「在留許可のための子供を産む前にフランスに送還しよう」とジョークを飛ばしている者もいる。
Srivastavaは、ユーモアで移民問題のブレイクスルーを狙う人権団体Brreakthroughのために動画を作成した。
[KRISTEN BUTLER: "Deport the Statue of Liberty?" (2013/06/19) on UPI/Blog]
で、その動画とBreakthroughのページの記述は...
自由の女神: ぼんじゅ〜る
移民審査官: スペイン語を話しますか?
(自由の女神が在留許可申請書類を差し出す)
移民審査官: 英語を話しますか?
自由の女神: もちろんです。さきほどアローと言いました。
移民審査官: 名前は?
自由の女神: Liberty
移民審査官: フルネームは?
自由の女神: Statue of Liberty
移民審査官: 米国に最初に入国したのは何年ですか?
自由の女神: 86年。1886年。
移民審査官: 正確な年月日は?入国カードはないですか?
自由の女神: ないです。
移民審査官: いつ、どうやって米国に入国したかを示す、身分証明などはないですか?
自由の女神: 船で梱包されてきました。到着時に書類はいただいてません。
移民審査官: 証明書類なし。
移民審査官: 仕事は?雇用証明などはありますか?
(自由の女神が紙袋からグッズを出す)
自由の女神: 一世紀以上、新たな米国人を歓迎し、奮い立たせてきました。私は米国の自由の象徴です。
移民審査官: 米国に家族はいますか?
自由の女神: この国が家族です。船で米国に着いた人々が家族です。・・・
移民審査官: 米国に親族なし。
移民審査官: 学歴は?
自由の女神: 私の分野で120年の経験があります。私の同僚たちは・・・
移民審査官: 学位は?
自由の女神: ありません。
移民審査官: 教育を受けた米国彫像から仕事を奪っていないことを証明できますか?
自由の女神: ・・・
(移民審査官は在留許可申請に却下を押す)
ナレーション: 米国文化を守ろう。自由の女神を強制送還しよう。
[deport the statue of liberty? crazy, right? (自由の女神を強制送還?狂ってる?)]
そうでしょう。
しかし、本当に気が狂っているものをご存知でしょうか?
何年も米国で暮らし、働き、米国を我が家と呼んできた幾百万の人間を強制送還しています。
これは、近年の米国の移民政策によって起きています。
今日、これを変える機会と力を我々は手にしています。
とはいえ、「米国を本拠地とする企業の日本拠点に派遣されてくるIT部門の人々や、本社との契約で派遣されてくるコンサルたちの多くが、インド人である」現実を見るにつけ、「原住民を踏み潰して成立した移民国家」の国民の一部が「これ以上の移民に反対」の声を上げるのもまた自然の流れ。 保守とリベラルの対立点のひとつとして、揉め続けていくのだろうが。
posted by Kumicit at 2013/06/20 14:27
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