2014/02/24

C型肝炎を検出する"だうじんぐマシン"のつづき

C型肝炎を検出する"だうじんぐマシン"について、もう少し調べてみた。

まず昨日取り上げたGuardianの記事(2013/2/25, 27, 28)にあったDr Gamal Shihaは、この検出器"C-FAST"について、2013年4月24-28日の"European Association for the Study of the Liver"のポスターセッションで発表していた。ただし、Proceedingsの記載にも、実際のポスターにもC-FASTが何なのか、まともな説明はなかった。
CFAST1.png
CFASTi.pngCFASTm.png

[Shiha et al:A novel method for non-invasive diagnosi of Hepatitis C Virus using Electromagnetic Signal Detection: Amulticenter international study,2013 (Poster at European Association for the Study of the Liver (jpg) via Hepatitis-Bg forum (2013/05/23) and Pepijn van Erp (2013/04)]
ADE651などの"だうじんぐマシン"とほぼ同じ形だったGuradianの報道の時と違って、一見もっともらしい形になっている。

ポスターセッションで発表するのは何とでもなるが、その後に査読論文として発表されたかというと...

==>Shiha et al:"A Novel Method for Non-Invasive Diagnosis of Hepatitis C Virus Using Electromagnetic Signal Detection: A Multicenter International Study", International Journal of Medical, Pharmaceutical Science and Engineering Vol:7 No:12, 2013

これはオープンアクセス論文誌で、Beall's Listにある、"Potential, possible, or probable predatory scholarly open-access publishers"な出版社World Academy of Science, Engineering and Technologyが発行している。なので、おそらく査読は意味をなしておらず、クズ論文と考えるべき。このような論文誌に論文掲載する理由は、真っ当な論文誌に載せることができなかったが、査読論文として成果としてリストアップしたいという本数稼ぎか、査読論文を宣伝材料にするかどちらか。
posted by Kumicit at 2014/02/24 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Quackery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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