2014/10/06

メモ 特殊出生率・生涯未婚率

厚労省特殊出生率(2005, 2010)及び統計局長期時系列による、特殊出生率(母親の誕生年別の年齢推移)と女性未婚率(女性の誕生年別の年齢推移)を見てみると...(未婚率は縦軸反転表示)
mariagebirth2010.PNG
未婚率の上昇は1971-1975生まれの世代あたりで、20%程度で下げ止まりそうに見える。この動きと特殊出生率の低下は、おおよそ相応しているが、1956-1960生まれの世代と、1961-1965年生まれの世代の差が起きすぎるよう見える。一方、特殊出生率は1966-1970年生まれあたりの世代で、1.45あたりで下げ止まりそうに見える。

既婚女性ひとりあたりの出生数(精度はよくないが)を見てみると...
birthpfemale2010.PNG
1956-1960年生まれの既婚女性は最終的に2.1人の子供を出産しているが、1966-1970年生まれになると1.8人強となっている。それより下の世代はまだ先行きは未確定だが、おおよそ1.8人程度に到達しそうである。

特殊出生率の減少は、未婚の増加分と既婚者の子供の数の減少が、ほぼ同程度寄与しているように見える。
posted by Kumicit at 2014/10/06 09:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | Others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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