WHOの発表資料によれば...
The marked increase in the cumulative total number of cases compared with the situation report of 22したがって、この累積数字の時系列を週別に割り振ってみても、新規感染者数の推移に、直近に大きく無意味な数字が出現することになる。
October results from a more comprehensive assessment of patient databases. The additional 3 792 cases have
occurred throughout the epidemic period, not only since 22 October.
2014/10/22のレポートからの、累積感染者数の目立った増加は、患者データベースの包括的調査によるものである。追加の3792名の感染者はエボラ流行期間全体にわたって生じたものであり、2014/10/22-29の期間だけではない。
[EBOLA RESPONSE ROADMAP - SITUATION REPORT - 29 OCTOBER 2014 by WHO]
WHOの週次の新規感染者数の推移を見てみると...
ここ1か月で、新規感染者数はかなり減少している。
[EBOLA RESPONSE ROADMAP - SITUATION REPORT - 29 OCTOBER 2014 by WHO]
ギニア・シエラレオネ・リベリア各国政府及び国際援助団体の把握する数値上は、エボラアウトブレイクは終息方向に見える。これは現地新聞TheNewDawnの報道のインプレッションや、WHOの認識やNYTimesの報道などにも表れている。
が、今のところ、この累積感染者数の増加が鈍ってきたことの理由はわかっておらず、把握できていない感染者が多くいると見られており、実際にエボラアウトブレイクが終息に向かっていると明言する政府及び国際機関・援助団体は存在しない。