内容について、PZ Myers準教授の実況エントリから、拾ってみると...:
7:50: This is the highlight of the show so far — nice discussion of why Tiktaalik is such a good example of a transitional fossil. Kevin Padian gives a summary; I really have to say that Padian's explanation was amazingly good.おっと、創造論者の主張:「進化論は理論にすぎない」登場。アホをさらされてしまったインテリジェントデザイン陣営。
ここが、番組のハイライトで、Tiktaalik[魚類と四足歩行の中間形態]が、中間形態の化石のいかに良い例であるかを論じている。Kevin Padin[BerkeleyのPadian Laboを率いる]はとてもよいサマリをしてくれた。Padianはとってもうまい。
Ugh. After that good stuff, we get morons Bonsell and Buckingham saying that "evolution is just a theory". Padian (in a reenactment) explains why that is wrong.
おっと、この良い説明の後で、BonsellとBuckingham[インテリジェントデザインを教えるべきという声明に賛成したDover学区教育委員]が「進化論は理論にすぎない」と言う。これをPadianはなぜ間違っているかを説明する。
続いて、インテリジェントデザイン陣営の数少ない生物学者のひとりBeheが打ち倒される:
8:20: Cool. Behe goes on about a paper by DeRosier that he says shows that the flagellum could not have evolved…and then the documentary brings on DeRosier, who says the structure shows all the signs of being a product of natural evolution. DeRosier discusses the homology between the flagellum and secretory structures. It looks like the show isn't going to just present the IDists case — it's going to refute them as it goes along! Oooh, that's going to make the DI mad.そして、ついにBarbara Forrestによる「創造論とインテリジェントデザインの中間形態化石の発見」へと進む:
Beheは、鞭毛が進化不可能かもしれないことを示したというDeRosierの論文について述べる。これに続いてDeRosier本人が登場し、鞭毛構造は自然選択の産物であることを示していると発言。DeRosierは鞭毛とSecretory構造の相同性を論じる。番組はインテリジェントデザインの例を示すのではなく、これを論破するように進む。これはDiscovery Instituteを悩ませる。
Yay, Barbara Forrest, the real hero of the trial. She took apart the drafts, and found in the 1987 draft, that it was clearly discussing creationism. The next draft, after the Edwards court decision that slapped down creationism, simply changed the word "creation" into "design". "Creationists" got changed to "cdesign proponentsists" — a transitional fossil in the texts. Forrest also uses Paul Nelson's words to show that the IDists themselves knew that what they were doing was not science.インテリジェントデザインの高校向け副読本として作られた本"Of Pandas and People"が、創造科学バージョンから"インテリジェントデザイン"バージョンへと変化していく過程も登場してしまった。この証拠のおかげで、「インテリジェントデザインは創造論ではない」とインテリジェントデザインの本山たるDiscovery Instituteが繰り返したところで、その説得力をまったく持てない。
イェーイ Barbara Forrestはこの裁判の英雄だ。彼女は草稿を分析し、1987年バージョンでは明らかに創造論の本だったことを明らかにした。次のバージョンでは、創造科学を理科で教えるのを違憲としたEdwards裁判の判決の後のもので、「creationism(創造論)」を「design(デザイン)」に置換した。ここで、「Creationisits」が「cdesign proponentsists」に置換されるという中間形態化石ができた。さらに、Barbara Forrestは、Paul Nelson[インテリジェントデザイン支持者で、おそらく"若い地球の創造論者"]の言葉を引用して「彼ら自身が、自分たちのやっていることが科学ではないと知っている」ことを示した。
そして、こんなさりげないネタまで拾っている:
Oh, boy, another reenactment of Behe's shining moment in which he admitted astrology would fit under his definition of science.そして、再び、インテリジェントデザインを教えるべきという声明に賛成したDover学区教育委員Buckinghamが、創造論を教えるべきだというシーンへ:
おっと、Beheの輝ける瞬間。Beheは占星術が、自らの科学の定義にあてはまると認めた。
Another great moment: Buckingham on local TV admitting that he thought Darwinism had to be balanced with "creationism". It's an outright admission that their motives were to introduce a religious idea into the school. He's also found to have lied about the source of the Pandas book donation — he knew, he'd gotten the money from church donations, and the businessman who'd bought the books was Bonsell's father.「Judgment Day -- Intelligent Design on Trial」は中途半端なことはせず、徹底的にインテリジェントデザインに斬り込んだようだ。
さらにこれはいいシーン:Buckinghamが地方局で、ダーウィニズムは創造論とバランスしなければならないと考えていることを認めた。これでBuckinghamの動機が、学校へ宗教を持ち込むことであることが明らかになる。そして"Of Pandas and People"[インテリジェントデザインの高校副読本として作られた本]を買った費用が教会からの寄付だったことと、本を買ったビジネスマンがBonsellの父であることを知っていたことが明らかにされる。これにより、Buckinghamが本代の出所についてウソをついていたことが示される。
当然、インテリジェントデザインの本山たるDiscovery Instituteは怒りまくったエントリをあげまくり。これについては、また明日以降に。
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