2007/11/20

「宗教と進化論が衝突しない」とは決まっていないというインテリジェントデザインの父Phillip Johnson

米国の放送局PBSが2007年11月13日に放送したドキュメンタリー「Judgment Day -- Intelligent Design on Trial」に関して、インテリジェントデザインの父たる法学者Phillip Johnsonのインタビューが、インテリジェントデザインの本山たるDiscovery InstituteのPodcastブログに掲載された。これの一部をテキスト化したものを、Dembskiと仲間たちのブログUncommon DescentのDenyse O'Learyが個人ブログにアップした。

インタビューアーは毎度おなじみのCasey Luskinである。このインタビューで、Phillip Johnsonはまず、「宗教と進化論が衝突しない」という主張そのものが論争対象であり、決着はついていないと強調する。

その根拠として、次の点を挙げている:

  • 最も著名なダーウィニズムの扇動者Richard Dawkinsは、同時に世界で最も著名な無神論の扇動者である。
  • Richard Dawkinsは、宗教と進化論が矛盾しないとは言わないだろう
  • 宗教と進化論が矛盾しないと言うCollinsがメディアで取り上げられるのは例外的存在だから

そして、科学界とメディアでは次のような陰謀が進んでいると述べる。
嫌がるアメリカの市民たちから:

  • 疑いを取り除き
  • 進化論についてマスメディアや教科書や博物館で語られることが絶対的真理だと信じ込ませ
  • それが市民たちの宗教を脅かさないのだと保証する
そして、アメリカの市民たちが進化論を受け入れたら

  • Richard Dawkinsのようなのが登場して、「今、君たちが受け入れたものは本当は、君たちの宗教を破壊するものだ」と言う


Phillip Johnsonは、NOMAが成り立つことは不動の真理ではないと言っている。というより、成り立たないというのがPhillip Johnsonの主張だろう。
(Luskin: And of course the briefing packet is actually following Judge Jones' approach quite closely. Judge Jones ruled that it was "utterly false" to say that religion conflicts with evolution and so forth. So…

状況説明は、実は完全にJonesの判事のアプローチに沿っている。宗教と進化論が衝突するというのは完全な誤りだと、Jones判事は判決しました。)

Johnson: Legal question or not, that's very misleading language. That's why I object to it mainly is [because] it's misleading. What would be more accurate to say is that there is a dispute about whether the theory of evolution implies the non-existence of God as a creator. It's a matter that's in dispute, not something that is obviously settled the way that Judge Jones and the scientific establishment have decided that it ought to be settled. And in fact, one of the phenomenon that's in the news today, is that there is a big surge, just as we have a surge of troops in Iraq, there is a surge of scientific atheism in the scientific community. It is headed by Richard Dawkins, the Oxford professor, who is the world's most prominent promoter of Darwinism, and also the world's most prominent promoter of atheism. Now if you ask Dawkins whether the Darwinian theory implies atheism, he's not going to answer "No," he's not going to answer like Judge Jones and the pamphlets you're quoting answer. So, it's no coincidence that the world's most prominent Darwinist is also the world's most prominent promoter of atheism. It's true that there are other people who take a different implication from Darwinism. People like Francis Collins, the head of the US government's human genome project. Collins is an outspoken evangelical Christian who says there's no conflict between Darwinian evolution and his religion. Collins is much publicized for this view, but when you read a news story about Collins, or a review of his book it will generally point out how remarkable a thing it is that Collins doesn't see a conflict between the scientific theory he is endorsing and his religious position. He is an exception. He's a remarkable person. So it's in dispute. It isn't clear. It isn't that everybody agrees that Darwinism does lead to atheism, or that it doesn't. There is a dispute about that matter. That makes it an important religious question. An accurate statement would be telling the students that the connection between Darwinism and atheism is in dispute. Not that it's been settled, that there's no connection. So, this is very typical that information is put out by the Darwinian establishment and its allies that is very seriously misleading. And then this is presented as absolute truth to the students in the schools, with that official endorsement. So, the students are being taught very misleading information, even outright lies. What's going on here is a process of soothing. The scientific establishment has decided that the way to get a reluctant American public to put aside their doubts and believe what they're being told in the mass media, and in the textbooks, and in the museums about evolution is absolutely true is to reassure them that it doesn't threaten [their] religion. Then after they have been talked into accepting the theory, then the types like Richard Dawkins will come out and say, "Well actually now that you've accepted it, we have to tell you that it does destroy your religion."

法的問題であってもなくても、これは非常にまぎらわしい表現だ。主として、まぎらわしいという理由で、私はこれに反対だ。より正確に言うとしたら、進化論が創造主としての神が存在しないことを意味するか否かについての論争があるということだ。問題は、Jones判事と科学界が定めた決着すべき方法で明らかに決着させたことについての論争ではない。そして、事実、今日のニュースにある現象のひとつは、イラクにいる軍隊の波と同じく、大きな波があるということだ。それは科学界における科学的無神論という大きな波だ。Oxfordの教授であり、最も著名なダーウィニズムの扇動者であり、世界で最も著名な無神論の扇動者たるRichard Dawkinsによって率いられている。ダーウィンの理論が無神論を意味するかとDawkinsに問えば、Jones判事やパンフレットの回答と違って、ノーとは答えないだろう。そうなのだ。世界で最も著名なダーウィニストが、世界でもっとも著名な無神論の扇動者であることは偶然などではない。確かに、ダーウィニズムから異なる意味を取り出す人々がいるのは事実だ。米国政府のヒトゲノム計画を率いるFrancis Collinsのような人々だ。Collinsはダーウィン進化論と宗教に衝突はないと言う福音主義キリスト教徒だ。Collinsはこの見方をしているので、広く宣伝されている。しかし、Collinsについての報道記事や著作物のレビューを見れば、その多くは、彼が支持する科学理論と彼の宗教的なポジションに、Collinsが衝突を見ないことが、注目に値することだと指摘している。彼は例外だ。彼は注目に値する人物だ。だから論争中なのだ。まだ決着していない。ダーウィニズムが無神論につながるか否かについて誰も同意していない。この問題についての論争があるのだ。それは重要な宗教的質問をする。正しく書くなら、ダーウィニズムと無神論が関連しているか否かが論争中だと生徒たちに示すことになる。関係がないと決まったわけでないのだと。これは非常に典型的だ。ダーウィン科学界とその同盟者たちが出す情報は、非常に重大にまぎらわしい。そして、学校では、これが不動の真理として、公式支持として提示される。だから、生徒たちは、まぎらわしい情報、あるいはまったくのウソを教えられているのだ。ここで、続けられているのは、なだめるプロセスだ。科学界は、嫌がるアメリカの市民たちから疑いを取り除き、進化論についてマスメディアや教科書や博物館で語られることが絶対的真理だと信じ込ませ、それが市民たちの宗教を脅かさないのだと保証しようと決めたのだ。そしてアメリカの市民たちが進化論を受け入れた後で、Richard Dawkinsのようなのが登場して、こう言うのだ。「今、君たちが受け入れたものは本当は、君たちの宗教を破壊するものだと我々は言わなければならない。」

Luskin: (Laughs.)

Johnson: That's the one-two punch. First you soothe them into accepting something, then you hit them with the other shoe. These kinds of statements and materials that come out cannot be trusted. They are not honest. They attempt to give a very one-sided and hence misleading description of the situation. Many parents understand this and this is why they're so upset with what the schools are doing. These things get into the media and the reporters will ask the official scientific organizations for what they should print about it, and they'll say "Oh these people are religious fanatics that were completely unreasonable because they're seeing something we don't want them to see."

それは、ワンツーパンチだ。何かを受け入れさせるために、アメリカの市民をなだめる。その後で、足蹴にする。この種の声明や教材は信用できない。彼らは不正直だ。科学界は現状について、きわめて一方的で、まぎらわしい記述をする。多くの両親たちはこれをわかっている。だからこそ、両親たちは学校で行われていることに動揺しているのだ。これらはメディアへと入る。リポーターは公式科学機関に、何を記事にすべきかを問う。そして、こう言うのだ。「これらの人々は、我々が見てほしくないものを見ているから、完全に不合理な宗教狂信者なのだ」と。

[PBS, Darwin and Dover: an Interview with Phillip Johnson (2007/11/12) on Discovery InstituteのPodcastブログ]
[transcripted by Denyse O'Leary: "Phillip Johnson on the recent PBS Nova program on the Dover Trial - partial transcript" (2007/11/14)]
さらに、Phillip Johnsonは以下の創造論者の主張を繰り返す:

  • CB901: 大進化は立証されたことがない [by Henry M. Morris, 2000]
  • CB902: 大進化と小進化は別物だ [by Wallace, Timothy, 2002]
  • CB910: 新しい種が観察されたことはない [by Henry M. Morris, 1986]
「アメリカの市民たちは、馬鹿ではないので、大進化が観察されたことがなく、大進化と小進化は別物であることを知っていて、大進化が論証されていないことがわかっているのだ」とPhillip Johnsonは主張する。
Johnson: Yes, they are still very skeptical, and they don't believe the reassurances. They know in fact what's going on. The fact is that the public is not as stupid as the experts wish them to be.

そうだ。市民たちは、まだまだ進化論に懐疑的で、確定したものだとは信じていない。市民たちは、事実、まだ進行中だと知っている。事実は、専門家が思うほど、市民たちはバカではないということだ。

(Luskin: And do you think also that there are scientific doubts that the public has?
市民には進化論について科学的疑問があると、お考えですか?)

Johnson: Yes, there are. The public knows that the theory of evolution can be demonstrated or tested by experiment only at a relatively trivial level. When you ask an evolutionary scientist to come up with an example of how their theory has been demonstrated, they'll always come back to the same examples of things like insect populations becoming resistant to insecticides. They don't have any examples of insects changing into something fundamentally different as they would have to be able to do if the theory is true in a general way. So the situation that the public realizes is that evolution can be demonstrated or tested scientifically only at the trivial level of what's often called microevolution. Microevolution isn't really evolution at all. A better term for it would be adaptive variation. You do see some minor changes going on in populations or species. You do not see one kind of plant or animal evolving into something fundamentally different. The public knows this. They know something is being sold to them that's kind of like the way used cars are sometimes sold.

そうだ。進化論には科学的疑問がある。市民たちは、進化論が、比較的ささいなレベルでしか、論証・検証できないと知っている。進化の科学者に進化論がどのように論証できるか問えば、いつも彼らは殺虫剤に耐性を示す昆虫の個体数の例を語る。進化論が一般的な真理であるなら示せるはずの、昆虫が基本的に異なる何かに変わるような例はまったくない。それで、市民たちが認識する状況は、小進化と呼ばれる、ささいなレベルでしか科学的に論証・検証できないということだ。小進化はまったく本当の進化ではない。もう少し、ましな用語は適応的変異だ。少しばかりの変異が集団あるいは種の中で続いているのを見ることがあるだろう。しかし、ひとつの種の植物や動物が、基本的に異なる何かに進化する例を見ることはない。市民たちはこれを知っている。市民たちは何かが、中古車を売るような方法で、売られていると知っている。
「アメリカの市民たちは、Phillip Johnson同様に馬鹿なのだ」と言っているに等しい言い草である。それは半ば正解かもしれないが...


はっきりしているのことは、Discovery InstituteのProgram AdvisorsであるPhillip E Johnsonや、スタッフであるCasey Luskinたちは、進化論と宗教は衝突すると考えているということだ。その一例として、シニアフェローであるBenjamin Wiker道徳心の起源についての進化論的説明を挙げている。

そのような進化心理学的説明は、「我々が道徳的でありえるのは、神が道徳的な魂を与えたから」という教義を否定するものであり、「道徳的な魂を人間に与える神」の存在を否定するものであり、それは神の存在否定を意味する...ということになっているようだ。

結局、Phillip Johnsonにとって、NOMAなど虚構であり、嫌がるアメリカの市民たちに無神論を押し付けるための偽装にすぎないのだ。
オマケ

長々しいPhillip JohnsonのインタビューをMISAKIさんに読んでもらった:


posted by Kumicit at 2007/11/20 00:01 | Comment(9) | TrackBack(0) | DiscoveryInstitute | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は創造論者でもなければ、進化論を正しいとも思っていない人間なのですが、大進化って何か証拠があるのですか??

まったくの素人質問で、すみません。。

私は、大進化って実証されていないと思っていたのですが・・・
「小進化の積み重ねが大進化であるが、小進化はいくらでも実証されているものの、大進化は実証されていない」と認識していたのですが、間違っていますか??

申し訳ありませんが、教えて下さい・・・

Posted by 名も無き忘却からの帰還者 at 2007/11/20 03:19
名前未記入とはいけませんねえ。うちでは未記入は強制的に「名も無き忘却からの帰還者」に置換表示するように設定してあるけど。

それにしても、本文中に挙げたリンク張ってある創造論者の主張「大進化は実証されていない」をそのままコメントに書くというのは、手抜きすぎ...

話が長いので、おいおい書いていくけどさ。
Posted by Kumicit 管理者コメント at 2007/11/20 09:56
前回は名無しで申し訳ありませんでした。
ややこしいので、この名前で通します。

結局、大進化には証拠はあるのかないのか、どちらなのでしょうか?

小進化で大進化など説明できないと思いますが。。

その意味では、生物種の多様性を説明するような進化など存在しないのでは?
Posted by 名も無き忘却からの帰還者 at 2007/11/20 22:10
>名も無き忘却からの帰還者さん
横レスですが、種をまたいで遺伝子の相同性を調べ、種分岐からの時間を推定できるのが何よりの証拠です。
基本的に進化の痕跡は全てゲノムに記録されていますから。

そもそも大進化などという言葉は本来生物学には存在しません。
その言葉はインテリジェントデザイン論者や創造論者が勝手に作って使っているだけの代物です。
進化の本質を考えれば、その大小を分けることに意味はありません。
Posted by 黒影 at 2007/11/20 22:46
ごめんなさい。
間違いを書きました。

>そもそも大進化などという言葉は本来生物学には存在しません。
>その言葉はインテリジェントデザイン論者や創造論者が勝手に作って使っているだけの代物です。

の二行を撤回します。
大進化、小進化という言葉は進化生物学の中でも使われることがあります。
ただし、創造論者がこの言葉を使う時はまるで両者が別物であるかのように意味をゆがめられていますが、本質的に両者は同質のものであるという点では変わりません。
Posted by 黒影 at 2007/11/20 23:01
To:"名も無き忘却からの帰還者"さん

[1] まずは簡単なレスポンスを

実は既に昨朝(2007/11/20)、ひとつ書いてます。
http://transact.seesaa.net/article/67752002.html
なんと、魚類と両生類の中間形態をTiktaalikのようなものと予測し、その時期をデボン紀後期と予測し、その地層が露出しているカナダ北部エルズミア島で探し回って、Tiktaalikの化石を発見した研究者たち。仮説演繹ループが進化論でちゃんとまわる実例。

プロがつくるといい説明ができるという例として、米国PBSの"JudgmentDay"のChapter 6
http://www.pbs.org/wgbh/nova/programs/ht/wm/3416_06_220.html
類人猿と人類が共通祖先を持つことを、染色体の数から説明している。これも仮説演繹ループが進化論でちゃんとまわる実例。

あと「大進化はない」シリーズの導入部分だけ。
http://transact.seesaa.net/article/67933760.html
対創造論の主戦場とも言うべき場所などのコンテンツが大量...なので、おいおいと。


[2] 続いて、ツッコミを

>私は創造論者でもなければ、進化論を正しいとも思っていない人間なのですが、

これは、現在の生物学は間違っているという主張ですね。だとすると、用語の定義そのものが生物学の通常の違っているかもしれないので確認を。(通常定義は下の方を参照)

(A) "若い地球の創造論"用法: 自然選択によるspeciationは、macroevolutionどころか、microevolutionですらなく、創造論の一過程。1000年あれば、ノアの方舟搭載分から、現在の種まで一気に形成できる。従って、種分化・種形成は進化の証拠ではない。
(そんな勢いで種形成が進んだら、最初の生命から人類まで簡単に進化できそうだが、そんなことは気にしない)

(B) トートロジー型の創造論用法: 観察可能な進化が小進化で、観測不可能な進化が大進化。魚が数世代でカエルに変化するのを観察できたとしたら、それは大進化ではなく小進化。

(C) 見た目重視の創造論用法: 三葉虫はそれだけで綱を形成していて、これは哺乳綱レベル。でも、三葉虫は綱レベルのバラエティがあっても、見た目が違った気がしないので、三葉虫の進化は小進化(三葉虫屋に語らせると、際限なく語られそう...)。チンパンジーと人間は見た目がすっごく違うから別物。

なんて定義ではないですね?



To:黒影さん

[キャンベル生物学7版p535]によると、生物学用語としてmacroevolutionは、speciation以上のことを指してますね。
--->
進化説は、どのように新種が起源し、遺伝子プールの分断とそれに続く分化が起きるかということも説明する必要がある。... 大進化 macroevolution という語は、このような種レベル以上の、たとえば、恐竜の1つの群から、鳥の進化に至る過程での羽毛の出現など、高次分類群を定義するのに使われる進化的新奇性を持つ進化的変化を指す。

向上進化と分岐進化という2つの基本的な進化的変化のパターンを区別することができる:向上進化 anagenesis は系統内進化ともよばれ、種の異なる特徴をもった別の種に徐々に変化させる変化の集積である。分岐進化 cladogenesis では遺伝子プールが分割され、2つ以上のそれぞれが新しい種となる分離した遺伝子プールが生じる。分岐進化のみが種の数を増やし、生物の多様性を促進する。
<--
これだと、実例観察可能なので、"macroevolution is documented."でおしまいになりそうです。("創造論者の主張"のレスポンスでも、そう書かれています)

Posted by Kumicit 管理者コメント at 2007/11/21 02:45
グールドは両立派。ドーキンスは非両立・衝突派よって理由は異なるが、形式的にはジョンソンと一致する。(ことわざ:両極端は一致する)
論題は科学から宗教の領域に口をだすかどうかです。
宗教学はおそらく口をだしません。宗教批判学があったとしたら、口をだすでしょう。私は言論の自由行使派です。
Posted by 匿名希望 at 2007/11/21 12:20
>論題は科学から宗教の領域に口をだすかどうかです。

その領域は固定されたものではなく、
・宗教の領域だと思っていたら、そこが科学の領域になっていた。
・科学のコンセンサスは、当該宗教の教義と違うものになっていた。
という事態が幾らでも起きます。たとえば、
・宇宙の起源
・生命の起源
・人間の起源
・心/道徳心/自由意志のメカニズム/起源
です。
このとき宗教側の選択は
・退却
・徹底抗戦
です。徹底抗戦を選択した者たちの武器あるいは橋頭保のひとつがインテリジェントデザインです。

宗教が
・自然界についての知識の補完者(人智の及ばぬ領域の知識を与えるもの)
・自然界の意味・目的・価値・意義の決定者(既知の世界の解釈者)
である限り、宗教は「退却 or 徹底抗戦」の選択を迫られることになると思います。

Posted by Kumicit 管理者コメント at 2007/11/22 00:18
2つ前のKumicitコメントの(B)を以下に修正。

(B) トートロジー型の創造論用法: 観察可能な進化が小進化で、観測不可能な進化が大進化。種分化を観察できたら、それは小進化。
Posted by Kumicit 管理者コメント at 2007/11/22 00:44
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。