- Steve Mirsky: "An Earth Without People" (2007/07) on Scientific American
地球はすぐに我々のことを忘却する II (2007/11/10) - Imagine Earth without people (2006/10/12) on NewScientist
地球はすぐに我々のことを忘却する (2006/10/23)
おそらくこれらのネタを映像化したのがHistory Channel: "Life After People"
これで、気になった点は
- 地球のテレビ電波はせいぜい1〜2光年でノイズにまぎれてしまう
Steve Mirsky 2007の想定では以下のようになっていたから:
5,000,000,000 years(50億年後)
All remnants of human existance cease to exist save one: in deep space, speeding away at the speed of light, broadcasts of television shows, faint and fragmented, still travel outward, past our galaxy and through the universe.
人類が存在した痕跡は、ひとつを除いて全て消滅する。深宇宙を光速で飛び去るテレビ放送電波が、かすかに、我々の銀河を離れて、宇宙を旅する)
で、調べてみると、Dr.Brian von Konsky at Curtin University of Technologyが2000年に、テレビ電波を受信するために必要なアンテナの大きさを評価していた。それによると、5MWのUHF電波だと...
逆に直径305mのアレシボだと 0.00004光年が受信限界(地球方向に狙って発信された信号ではなく、あくまでも漏れてきたテレビ電波)。
αケンタウリ ヴェガ
距離 4.3光年 26.4光年
受信するために
必要な電波望遠鏡の 33,100km 203,000km
直径
Dr.Brian von Konskyの評価では、「深宇宙を光速で飛び去るテレビ放送電波が、かすかに、我々の銀河を離れて、宇宙を旅する」が、それがどこかで受信されることはほとんどなさそう。
となると残される記憶はこのあたり...
Ocean sediment cores will show a brief period during which massive amounts of heavy metals such as mercury were deposited, a relic of our fleeting industrial society. ... The atmosphere will bear traces of a few gases that don't occur in nature, especially perfluorocarbons such as CF4, which have a half-life of tens of thousands of years.
海洋沈殿物コアには、我々の束の間の工業時代の遺物である、短期間に集中した水銀などの重金属が見られるだろう。...大気中には自然界に存在しないCF4のような半減期数万年のフロンが残るだろう。
[Imagine Earth without people (2006/10/12) on NewScientist]
「人類が消えた世界」(原題:THE WORLD WITHOUT US)
アラン・ワイズマン(著), 鬼澤忍(訳)
早川書房 ISBN978-4-15-208918-2
¥2,100+税
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%8C%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4152089180/
来週、通勤電車の中ででも読みますかね。
ふと思ったんですが、人工衛星はどのくらいの期間残るんでしょうね?
低軌道だと数十年〜数百年もあれば落ちてくるでしょうけれど、静止軌道くらいまであがれば落ちてくるのが早いか、デブリに粉砕されるのが早いか。ま、50億年後に地球が蒸発するより、はるかに早い段階で消えるのは間違いないでしょうが。
来週、本を読んだら、その辺も書いてあるかなぁ…