2008/04/21

一般紙のExpelled批評から...

インテリジェントデザイン宣伝映画Expelledについての一般紙のレビューから...

Corolad Springs Independentが最も的確な指摘をしている。Expelledという映画は「進化論が真実であることは許されない。それが正しいとしても」と主張していることになるのだと:
If ID isn’t about “God” as defined by Stein, then why does Stein believe he has impeached the honor and professionalism of scientist Richard Dawkins when Dawkins admits that he’s an atheist (as if it were a secret)?

インテリジェントデザインが、Stein定義の神についての話でないとするなら、Dawkinsが自らが無神論者だと認めていることについて、Steinは何故に科学者Richar Dawkinsの名誉と専門職業意識を疑問視したのだろうか? 無神論者であることを隠しているかのように。

Expelled isn’t about “intelligent design,” about an alternative scientific theory, or even about academic freedom. It’s about Stein believing he has proven that acceptance of evolution leads to atheism (and also, we’re told, to such horrors as birth control). Hence, evolution cannot be allowed to be true. Even if it is.

Expelledはインテリジェントデザインについての映画ではない。そして、科学的代替理論についてでも、学問の自由についての映画でもない。進化論を受け入れることは無神論につながる(さらに誕生制御のような恐怖につながる)というSteinが信じるものを証明する映画である。だから、進化論が真実であることは許されない。それが正しいとしても。

[MARYANN JOHANSON: "Lies, damned lies and "intelligent design'" (2008/04/17) on Corolad Springs Independent
via Panda's Thumb]
"Argument from Consequences"という詭弁の行き着く果ては「真実であることは許されない」。そして、それを言うに値するのは種族の運命を背負うDr. Zaiusくらいなものだろう。

一般的な批評としては、普通な批判をしているChicago Tribune:
“Expelled” relies on the viewer’s inability or unwillingness to wrestle with a complex corner of science, double-talking its way toward a “must be a miracle” solution to anything that science may not claim to have an answer for. Dismiss that for having no basis in fact, and you’re infringing on “academic freedom.”

"Expelled"は映画を見に来る人々が、複雑な科学の先端と格闘する能力あるいは意志を持たないことに頼っている。そして、科学が答えがあると主張しないことについて、それは奇跡に違いないというソリューションへと持っていく。実際には基礎を持たないことを無視するなら、[IDを無視するのは]学問の自由の侵害だろう。

That’s not it at all, Ben. And really, when academia, the courts, the opinions of the educated have all weighed in on this subject on that “other side,” who’s the real monkey in this “debate”?

この問題について、学術界も法廷も教育ある人々の意見も、すべて"あちら側"にあるのだが、彼らはこの"論争"における、リアルモンキーだというのだろうか。

['Expelled: No Intelligence Allowed' (Ben Stein monkeys with evolution) -- Rating: 1 star (poor) (2008/04/17) on Chicago Tribune
via Panda's Thumb]



Webで試写会登録していたPZ Myers準教授を試写会から排除した[ PZ Myers, 2008/03/20]。しかし、そのときRichard Dawkinsが入るのを見逃してしまったのだが、プロデューサーMark Mathisは「気づいたが、試写会には参加いただいた。彼は紳士的であり、米国の客人であり、映画を見に遠路はるばる飛んでこられたのだから」と強がるNY times, 2008/03/21, COPY]も、方針を転換し、Richard Dawkinsが無理やり入ってきたことにした[Expelled The Movie, 2008/03/20]。この後は、いかに批判者を試写会から排除するかに徹していく。

John Lynchが試写会登録したのだが、試写会中止メールが送られてくる[John Lynch, 2008/04/02]。しかし、その試写会は開催されていた[John Lynch, 2008/04/03]。

試写会のQ&Aタイムでも、気に食わない質問者には警備員がやってくる[NewScientist, 2008/03/24)]。

このようなことが起きていることについて、The Salt Lake Tribuneは「私の経験から、自らの考えに自身がある人々は、批判を恐れない」というBen Stein自身が映画で語ったイントロがブーメランになっていると指摘する:
Now, I have no idea whether "Expelled" is a good movie or a bad one. Like a good critic, I will reserve judgment until I actually see the thing. But I can't help but be struck by the irony of Stein's own words in the movie's introduction (which is also on YouTube):

"Expelled"が良い映画なのか悪い映画なのかは、私はわからない。良き批判者のように、私は実際に見る前で判断を控えようと思う。しかし、私はStein自身が映画のイントロで語った言葉の皮肉に印象付けられた。

"In my experience, people who are confident in their ideas are not afraid of criticism. So that tells me the Darwinists are afraid. They're hiding something."

「私の経験から、自らの考えに自身がある人々は、批判を恐れない。ダーウィニストたちは恐れている。彼らは何かを隠している」

What, pray tell, are Stein and the "Expelled" producers hiding? And what are they afraid of?

Steinと"Expelled"のプロデューサーたちは何を隠している?そして、何を恐れている?

[Sean P. Means: "Movies: Hiding 'Expelled' from critics a not-so-intelligent move" (2008/04/12) on The Salt Lake Tribune]
少なくとも著作権侵害を隠したかっただろう。他にも色々ありそうだが...
タグ:id理論
posted by Kumicit at 2008/04/21 05:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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